ランチェスターが資金調達
2019-10-03 09:00:24

株式会社ランチェスターが資金調達を実施しEAPを拡大へ

株式会社ランチェスターが実施した1億円の資金調達



株式会社ランチェスターは、モバイルアプリプラットフォーム「EAP」のさらなる展開を目的に、1億円の資金調達を実施しました。この資金は、XTech Ventures株式会社から提供され、主にSaaS(Software as a Service)ビジネスモデルへの転換に活用される予定です。ランチェスターは2007年に設立され、エンジニアリングを基盤とした開発を行ってきた企業ですが、最近ではアプリマーケティングの市場でも注目されています。

資金調達の具体的な目標



本資金調達の目的は、「EAP」をより多くの企業に提供できるようにするためのもので、具体的には次の3つの方向性が挙げられます。まず、SaaSプラットフォームへの拡張を実現するための開発体制を強化することです。次に、カスタマーサクセス部門の設立を通じて、顧客満足度の向上に努めることが目指されています。そして最後に、マーケティング活動への投資を行い、新規顧客の獲得を推進していく方針です。

これらの活動を通じて、2023年までに年間経常収益(ARR)を10億円規模に成長させることが目標となっています。これにより、ランチェスターはアプリマーケティングの市場においてさらなるプレゼンスを確立することが期待されています。

ランチェスターの「EAP」の特徴



ランチェスターが提供する「EAP」は、アプリのダウンロード数ではなく、一定期間中にアプリを利用したユーザー数に基づいて料金が発生する独自の課金モデルを採用しています。これにより、企業は経済合理性に基づいたアプリマーケティングを展開できます。また、「EAP」は、CRMやECサイト、ポイントシステムなど、さまざまな外部システムと連携できるため、柔軟に顧客データを取得し、質の高いOne to Oneコミュニケーションを実現します。

業界の変化に対応するランチェスター



近年、情報環境が複雑化する中で、企業と消費者のコミュニケーションが大きく変化しています。ランチェスターは、エンジニアリングとアプリマーケティングの知見を活かし、企業と個客との関係構築に取り組んでいます。代表取締役の田代健太郎氏は、「お客様により良い体験を提供することが我々の使命である」と述べ、アプリマーケティング分野での成長への意欲を示しています。

XTech Venturesとのパートナーシップ



資金調達を行ったXTech Venturesの代表である手嶋浩己氏は、「ランチェスターは優れた実績を持つベンチャー企業であり、スタートアップのような経営を実現するためのサポートをしたい」と強調しています。このパートナーシップは、ランチェスターの持つ技術力と市場ニーズの双方を結びつけ、ビジネスの成長を加速させることが期待されています。

EAPの今後の展開



今後、ランチェスターはより多くのブランドや企業と連携し、アプリマーケティングの分野でのイノベーションを推し進めていく計画です。既に著名なファッションブランドと多くのプロジェクトを進行中であり、今後の展開に大きな期待が寄せられています。ランチェスターは、テクノロジーとマーケティングの融合を通じて、企業の成長を支援し続ける姿勢を貫いていくことでしょう。

会社情報

会社名
メグリ株式会社
住所
東京都中央区京橋2-7-8 FPG links KYOBASHI ROOM706
電話番号
03-6228-7103

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。