沖縄で開催される石焼調理講座
沖縄県の本部町に設立された一般財団法人沖縄美ら島財団が、2025年9月7日(日)に沖縄県立博物館・美術館で出張・海洋文化講座「石焼調理の技術と実践」を開催します。これらの講座は、海洋博公園内に位置する海洋文化館が持つ貴重な資料を基に、アジア・オセアニア地域の海洋文化を広めるための取り組みとして企画されています。
石焼調理とは?
本講座のテーマは「石焼調理」です。この技術は石を数時間温め、その熱を利用して食材を調理するという方法で、アースオーブンや地炉とも呼ばれています。燃料の使用効率が高く、手間も最小限で済むため、多くの太平洋の島々で長年にわたり伝統的な調理方法として受け継がれてきました。
石焼調理の魅力は、なんと言ってもじっくりと火を通した食材の美味しさです。熱が均等に加わるため、食材本来の風味が引き立てられるという特性があります。この技術は、食べることの喜びだけでなく、料理を通して文化を理解する機会ともなり得ます。
講座の詳細情報
開催日時と場所
- - 日時: 2025年9月7日(日)14:00~15:30(13:30開場)
- - 会場: 沖縄県立博物館・美術館(沖縄県那覇市)
博物館講座室
講師紹介
今回は、沖縄美ら島財団の総合研究所に所属する木下靖子研究員が講師を務めます。彼女は石焼の調理メカニズムや、その背景にある多様な食文化について詳しく解説します。
定員と対象
- - 定員: 50名(事前申込制)
- - 対象: 高校生以上
- - 参加費: 無料
申し込み方法
参加を希望される方は、下記の連絡先にて事前申し込みが必要です。
この貴重な機会に、沖縄の伝統的な調理技術を学び、美味しい料理を体験してみてはいかがでしょうか?自分の手で作る料理は、特別な思い出として心に残ることでしょう。参加者の皆さまのご応募をお待ちしております!