300万円でロボット溶接機が導入可能に!smartDIYsが「SLW2000R」を発売
株式会社smartDIYsは、ロボット専用のトーチを搭載したファイバーレーザー溶接ユニット「SLW2000R」を2024年6月28日から発売開始しました。従来のロボット溶接機は、5,000万円からという高額な導入費用がネックでしたが、「SLW2000R」は330万円という低価格を実現し、中小企業でも導入しやすい価格帯となっています。
ロボット溶接機の導入コストを大幅削減
従来のロボット溶接機は、パッケージ化された製品が多く、選択肢が限られることから高額になっていました。しかし「SLW2000R」は、溶接ユニットのみの販売とすることで、導入費用を大幅に削減することに成功しました。さらに、ユーザーが自由にロボットを選べるため、自社のニーズに最適なシステムを構築できます。
例えば、500万円のロボットと組み合わせれば、合計1,000万円以下でロボット溶接機を導入することが可能になります。これは、従来のロボット溶接機と比較して、大幅なコスト削減を実現しています。
既存設備との互換性も抜群
すでに溶接ロボットを導入している企業にとっても、「SLW2000R」は魅力的な選択肢となります。既存のTig・アーク溶接ロボットの溶接ユニットを「SLW2000R」に交換することで、ファイバーレーザー溶接ロボットにアップグレードできます。これにより、既存の設備を有効活用しながら、最新の技術を取り入れることができます。
低価格で高品質な製品を提供
smartDIYsは、自社一貫生産体制により、開発から販売、サポートまでをすべて自社で行っています。そのため、中間マージンが発生せず、低価格でありながら高品質な製品を提供することが可能となっています。
「SLW2000R」は、価格面でロボット溶接機の導入を諦めていた企業にとって、新たな選択肢となるでしょう。smartDIYsは、今後も低価格で高品質な製品を提供することで、日本の製造業の活性化に貢献していくことを目指しています。
「SLW2000R」の基本機能
「SLW2000R」は、ロボットインターフェースを備えており、ロボットコントローラーと接続できます。溶接指示は、接続されたロボットコントローラーから行います。主な機能は以下のとおりです。
レーザー照射
レーザーパワー制御
緊急停止
アラーム出力
* パラメータ制御(16個まで登録可)
より詳細な仕様については、公式ページをご確認ください。