共同研究の開始
2025-11-21 18:34:27

アークエッジ・スペースがタジキスタン共和国と共同で環境モニタリング研究を開始

アークエッジ・スペース、タジキスタン共和国と共同研究を開始



株式会社アークエッジ・スペース(東京都江東区)は、近年の気候変動問題に対する取り組みを強化するため、タジキスタン共和国政府の環境保護委員会に属する水文気象庁との間で、氷河および温室効果ガス(GHG)モニタリングに関する覚書を締結しました。この取り組みは、COP30ジャパンパビリオンで発表され、環境省の土居健太郎氏も立ち会ったことから、両国の関係強化の一環として注目を集めています。

覚書締結の背景


タジキスタン共和国は中央アジアに位置し、多くの氷河を抱える地域です。これらの氷河は水資源の源泉として重要であるだけでなく、気候変動の影響を示す指標としても価値があります。時代が進むにつれ、温室効果ガスの排出や大気中の汚染物質の観測は、持続可能な社会への道を示すうえで必須の取り組みです。アークエッジ・スペースが持つ高度な衛星データ解析能力を通じて、タジキスタン共和国内での気候変動対策と環境保全に寄与することが期待されています。

覚書の主な内容


本覚書では、いくつかの研究分野が設定されています。主な内容は以下の通りです:
  • - 氷河の変動モニタリング:衛星画像を使って氷河の変動具合を継続的に観察し分析します。
  • - 温室効果ガス(GHG)の観測:衛星技術を駆使して、GHGの排出状況を把握します。
  • - 大気中の浮遊粒子・環境汚染のモニタリング:大気の質を測定し、汚染の状況を追跡します。
  • - 技術交流と知見の共有:両者は専門家によるセミナーや研修を通じて、お互いの技術的スキルを深めていきます。

各機関の役割


タジキスタン側は、既存の氷河データを提供しつつ、調査地点の選定やその支援を行います。一方、アークエッジ・スペースは衛星データと専門技術を提供し、国際機関との連携を通じたプロジェクトの立案を助ける役割を担います。

未来の展望


この覚書をもとに、アークエッジ・スペースとタジキスタン政府の間での協力が深まることが期待されます。衛星データを通じた環境モニタリングは、国際的な取り組みのモデルケースとなるでしょう。アークエッジ・スペースは、今後も地球観測を核にしたプロジェクトや、多様なニーズに応える宇宙開発を推進し続けます。

アークエッジ・スペースの紹介


アークエッジ・スペースは、超小型衛星の企画から運用まで包括的なサービスを提供しています。地球観測や衛星通信の分野で新たなイノベーションを追求し、安全で豊かな社会の実現を目指しています。設立以来、国際的な協力を得ながら多様な宇宙開発を展開しており、今後もその活動を一層拡充していく方針です。

本社は東京都江東区、有明ヘッドクォーターに位置し、代表取締役CEOは福代孝良氏です。

WEBサイト: アークエッジ・スペース公式


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会社情報

会社名
株式会社アークエッジ・スペース
住所
東京都江東区有明一丁目3番33号ドーム有明ヘッドクォーター3階
電話番号
03-5844-6474

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