高校生が企業と取り組むごみ問題探究プログラム
この夏、高校生を対象とした新しい探究型フィールドワークが開始されます。柏市に位置するルークス志塾が、持続可能なリサイクル事業を展開する株式会社丸幸と連携し、身近なごみ問題に焦点を当てたプログラムを提供します。
プログラムの目的
プログラムのテーマは「身近なごみ問題を考えよう」。高校生たちは実際のフィールドワークを通じて、街中のごみ問題に目を向け、課題解決の思考を体験します。初回は2025年8月に実施予定で、実地調査や企業へのプレゼンテーションを通じて社会とのつながりを深めます。
社会全体でSDGsへの関心が高まり続ける中で、多くの学生が持続可能な社会に目を向ける一方で、「当事者意識」を持つことができていない現実もあります。このプログラムはそのギャップを埋めるための貴重な機会となることでしょう。
探究の進め方
プログラムでは、初日に参加者が実施するフィールドワークを通じて、ごみ問題がどのように生活に影響を与えるのかを把握します。株式会社丸幸の丸井氏と共に観察・考察を行った後は、得た知識を基に探究活動を展開し、社会課題解決に向けた思考を深めることが求められます。
フィールドワークと講義
1日目の午前中には秋葉原周辺を歩き、観光地特有のごみ問題や日常的に見逃しがちな課題について調査。このプロセスで、具体的な観察や考察を行います。
午後のセッションでは、探究とは何かを学び、社会問題に対する解決策の考え方やプレゼンテーションの基本を講義します。このように、実践的で体験に基づいた学びを通じて、生徒たちの理解を深めます。
企業プレゼンテーション
2日目には、フィールドワークの成果を元に株式会社丸幸の皆様に対してプレゼンテーションを行います。企業からのフィードバックを受けることで、学びをさらに進化させ、自己の探究テーマを深耕する機会が得られます。リアルな社会と接点を持つことで、学生たちの視点は広がり、深みが増します。
多様な視点を得る学び
ごみのテーマは幅広く、環境問題や社会制度、持続可能な都市づくりなど、様々な学問分野と結びつきます。本プログラムは、環境情報学部や法学部、都市政策系学部を目指す学生にとって、探究を始める新たなステップとなることでしょう。
講師陣
プログラム担当の丸井氏は、専修大学ネットワーク情報学部を卒業後、柏レイソルの分析スタッフを経験し、教育の現場にも関わってきた経歴を持つプロフェッショナルです。また、ルークス志塾の大城氏も様々な難関校への合格実績を持ち、受験に対する豊富な知識を有しています。
受講の特典と参加情報
受講料は通常¥89,800(税込)ですが、特別価格の¥19,800(税込)で提供されることが決定しました。また、早期参加の方々には入塾金が無料となる特典もあります。さらに、事前説明会に参加することで、授業2コマ分が無料で受けられる特典も提供されます。
プログラムの詳細や応募は、ルークス志塾の公式ページを通じて確認しましょう。皆さまのご参加を心よりお待ちしています!