いたち川の未来を守るプロジェクトが始まります
横浜市栄区は、地域に根ざした「いたち川」の景観や豊かな自然を未来に繋げるため、クラウドファンディング型のふるさと納税を開始することを発表しました。このプロジェクトは、令和7年7月1日から9月30日までの92日間実施され、目標金額は300万円に設定されています。
「いたち川」は、鎌倉時代から親しまれてきた川で、徒然草の著者・吉田兼好もこの川を歌に詠むほど、多くの人々に愛されてきました。しかし、近年では樹木の老朽化や病害が進行しており、倒木や落枝が増加。これにより、歩行者の安全確保が求められており、やむを得ず伐採が必要となっている状況です。
このプロジェクトでは、寄附金を利用して樹木の台帳整備や剪定、伐採、さらには桜の植替えを行い、「みどりの保全」と「さくら並木の再生」を進めていく計画です。特に、さくら並木の再生に関しては、横浜みどり税も活用され、多くの市民の協力が期待されています。
プロジェクトの参加方法
「いたち川を未来に」プロジェクトに参加するためには、ふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディングにアクセスし、寄附を行います。寄附を行った方には、特典として名前を銘板に刻むことができる権利や、栄区役所のHPに名前を掲載される機会もあります。この特典は、在住地に関係なく希望する方が対象となります。
寄附金の特典内容
- - 10万円以上の寄附: いたち川沿いに設置される銘板に氏名の記載。
- - 1万円以上の寄附: 栄区役所のHPに氏名の掲載。
さらに、寄附をした方へのお礼の品として、栄区のオリジナルグッズや横浜市特産の美味しいグルメ、観光旅行で使えるクーポンなど、魅力的なアイテムが用意されています。
コミュニティの参加と協力
このプロジェクトは、地域に住む方々だけでなく、市外の方でも寄附を行うことが可能です。寄附を通じて地域貢献ができるこの取り組みは、まさにふるさと納税の趣旨を活かした活動であり、参加することで地域の緑の保全に寄与することができます。
観光名所としての「いたち川」
「いたち川」は、美しい風景と共に、地域住民の心の拠り所ともなっている重要な存在です。未来においても、多くの人に愛される川であり続けるため、私たちの手でその風景を守り、育てていきましょう。地元の魅力を再発見し、このプロジェクトに参加することで、自らの存在を地域に示すことができる機会を是非活かしてください。
まとめ
「吉田兼好の歌にも詠まれた『いたち川』を未来へ」というプロジェクトは、横浜市栄区がかかげる重要な取り組みであり、多くの方々の参加が必要です。私たちの力でこの美しい景観を次世代に残すため、ぜひご協力をお願いいたします。プロジェクトページは、
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