ユナイテッドアローズのサステナビリティ活動「SARROWS」進捗レポート
株式会社ユナイテッドアローズは、サステナビリティ活動「SARROWS」のもと、2030年に向けた3つの目標を掲げています。“Circularity(循環するファッション)”、“Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)”、“Humanity(健やかに働く、暮らす)”をテーマに、2025年4月から2026年3月までの活動実績をお伝えします。
1. Circularity(循環するファッション)の実績
2025年度の実績として、繊維製品の廃棄率は0.0005%に達し、ほぼゼロの水準を維持しています。さらに、商品の廃棄率も0.04%まで改善されており、循環型ファッションの実現に向けた取り組みが着実に進んでいます。また、環境配慮型商品の割合は10.3%に上昇し、前年より1.5ポイント増加しました。
この成果の背景には、リサイクル対象商品の拡大と工程の見直しがあります。新たに契約した繊維リサイクル業者によって、付属品付き商品もリサイクルできるようになり、多くの製品が再資源化されています。
取り組みの具体例
- - 商品廃棄の最小化: 廃棄状況のモニタリングを行い、サプライチェーン全体の品質管理を強化しました。
- - リサイクルスキームの高度化: より多くの商品をリサイクルできる体制を整え、リサイクル対象品を増やしました。
- - 環境配慮素材の活用拡大: キュプラ、リサイクルポリエステル、オーガニックコットンなど、環境に配慮した素材の活用を進めています。
- - 衣料品回収活動の推進: 新たに東京・千駄ヶ谷に衣類回収ボックスを設置し、リユースとリサイクルを促進します。
2. Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)の進捗
2025年度には、CO₂排出量削減率(Scope1・2)を40.0%に改善しました。再生可能エネルギーの使用割合も41.9%に増加し、これまで以上に持続可能な店舗運営が実現しています。
取り組みの具体例
- - 再生可能エネルギー導入: 商業施設との連携を強化し、導入拠点数を109に拡大しました。
- - 環境配慮素材の活用: 商品開発を通じて、さらなる環境負荷低減を目指しています。
- - CDP評価の取得: 気候変動および水セキュリティ分野で「A-」評価を受け、環境への取り組みが認められました。
3. Humanity(健やかに働く、暮らす)の成果
行動規範同意書の取得率は89.3%まで向上しました。従業員のエンゲージメントスコアや意識調査の肯定的な回答率も改善しており、社内文化をより良いものにするための努力が続けられています。
取り組みの具体例
- - 取引先工場への監査強化: 健全な環境の実現に向け、国内外の取引先工場に対して監査を実施しています。
- - サプライチェーン管理の高度化: リスクを考慮した監査システムを導入し、品質向上に努めています。
- - 社内でのサステナビリティ浸透活動: 従業員による活動を促進し、理解を深める取り組みが行われています。
SARROWS活動の意義
「SARROWS」は、ユナイテッドアローズが持続可能性を志向するために定めた活動です。2030年へ向けた3つの目標(循環、カーボンニュートラル、ヒューマニティ)の下、環境と社会への責任を果たしながら、持続可能な未来を築いていくことを目指しています。今後もその進捗を積極的に発信していくことで、他社への良い影響を与えていきたいと考えています。
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