高知の宴会文化を未来へとつなぐ「おきゃく」
高知の宴会文化「おきゃく」が、クラウドファンディングによって次世代へと繋がれようとしています。高知県高知市にある土佐の「おきゃく」事務局が、地域の文化を継承するためのオリジナルグッズを制作し、その資金を集めるプロジェクトを始めています。これまでも「おきゃく」は、商店街や飲食店で行われる地域のお祭りとして、多くの人々に親しまれてきましたが、コロナ禍や物価の高騰に伴い、運営が厳しさを増しています。
土佐の「おきゃく」とは
「おきゃく」という言葉自体は、高知の方言で宴会や集まりを指します。この文化は、地元の酒や郷土料理を囲みながら、人々が集い、語り合うことで人間関係を深めてきました。それが「おきゃく」と呼ばれるまたとない地域の宝物となっているのです。これまで高知市の中心部で行われていたこのイベントは、地域全体が一体となって賑わい、人々が密接に繋がる機会となっています。しかし、厳しい経済状況が続く中、イベントの運営には多くの課題が伴っています。
クラウドファンディングの挑戦
土佐の「おきゃく」事務局は、この厳しい環境を乗り越えるために、公式オリジナルグッズを制作することにしました。デザインは免許皆伝のアーティスト、デハラユキノリさんが手掛けています。「べろべろの神様」を用いたグッズは、Tシャツやタンブラーなど、日常で使用できるものが並ぶ予定です。これらのグッズは、単なる記念品ではなく、地域文化を支える象徴として日常に溶け込むことを目指しています。
プロジェクトの資金調達目標は100万円。集まったお金は、グッズのデザイン費用や制作、梱包、発送、そして広報活動に充てられます。完成したグッズは、高知のイベント会場や関連店舗で販売され、その収益は次回の「おきゃく」運営費として活用予定です。これにより、イベントの継続的な開催が可能となり、地域文化の持続可能な継承へと繋がるのです。
未来に向けたビジョン
このプロジェクトが目指すのは、土佐の「おきゃく」を一過性のイベントに留まらせないことです。人々が集い、語り合い、時間を共有することで生まれる深いつながりが、地域文化の真髄であると考えています。オリジナルグッズを通じて地域文化に参加することで、県外の方々や「おきゃく」に未参加の人々も興味を持つきっかけを提供したいと願っています。
グッズを手にした人々が「おきゃく」を支える仲間となり、地域文化の担い手として次世代へ自然にバトンを渡せる環境を整えていくことが求められます。完成したグッズの発送は、2024年3月を予定しています。
概要と団体情報
土佐の「おきゃく」が毎年3月に開催しているこのイベントは、地域の飲食店や商店街が連携し、地酒や郷土料理、音楽、よさこいを通じて人々をひとつにする場を提供しています。クラウドファンディングによって実現するオリジナルグッズは、文化の継承と新たな参加形態を生み出すものです。
- - 団体名: 土佐の「おきゃく」事務局
- - 住所: 高知県高知市本町3丁目3番39号7F
地域文化を支えるために、あなたも「おきゃく」を応援する形で関わってみませんか?