新プラットフォーム「Askit」
2020-05-26 10:04:01
リモート時代の従業員インサイト収集を支える新プラットフォーム「Askit」が登場
リモート環境でも意見を集める新しい試み
近年、リモートワークが普及し、多くの企業が新しい働き方を模索しています。その中で重要なのが、従業員の声をどのように引き出し、集約するかです。このニーズに応えるべく登場したのが、リスニングプラットフォーム「Askit(アスキット)」です。これは、従業員の潜在的な意見や感情を効率的に抽出し、組織の成長に繋げることを一つの目標としています。
Askitの概要
Askitは、従来のアンケートや会議では得られなかった従業員の考えや意見を簡単に引き出すことができるサービスです。特に離れた場所で働く従業員に対しても、平等に意見を述べ合える場を提供します。社内のコミュニケーションの課題を解消し、リモートワークにおいても社員のインサイトを見逃さない仕組みを実現しています。
開発の背景
日本は少子高齢化と人手不足の影響を受けており、労働環境が大きく変わ分岐点に立っています。働く人々の生産性向上が求められる中、多くの企業が新たなテクノロジーへの投資を進めていますが、従業員エンゲージメントに関する問題はいまだ根深いものがあります。情報の共有やコミュニケーションは円滑でないことが多く、多くの会社がこの問題に対処するために頭を悩ませています。
「Askit」が紐解くコミュニケーション課題
特に、リモートワークの際には、発言の機会が制限されてしまい、従業員同士のコミュニケーションが希薄になることが問題視されています。Askitは、こうした状況下でもメンバー各自が考えや意見を自由に発信できる環境をオンライン上で整え、コミュニケーションの断絶を防ぎます。
従業員の意見を効果的に引き出す仕組み
Askitでは、従業員から出された複数の意見をもとにペアワイズ投票を行い、自然な形で意見集約を進めます。これにより、上位者の意見だけが目立つことなく、全員の声が平等に扱われます。また、結果はリアルタイムで集計され、分析も迅速に実施できます。これにより、組織に適した施策を効率的に検討できるようになります。
コミュニケーションを円滑に
Askitは、場所や時間に縛られることなく参加できる利便性を提供します。従来の会議形式ではなく、オンライン環境でもメンバーが自分の意見を述べやすくすることで、意見集約がスムーズに行えます。また、シンプルなインターフェイスにより、管理者だけでなく誰でも容易に発信し、フィードバックを得やすいのも特徴です。
オープンα版のリリース
Askitは、2020年4月にクローズドα版を公開し、今後は広く利用できるオープンα版の事前登録を開始しています。これにより、さまざまな企業がこのプラットフォームを通じて、従業員インサイトを効果的に集められるようになることを目指しています。
今後の展望
今後は、Askitで得られたインサイトをもとに、アクションレコメンド機能を搭載し、他のツールとの連携を図ることも検討しています。多種多様な働き方が進む中、これまでにない「働き手の声を大切にする」体制を整え、企業と社会全体の成長に寄与していきたいと考えています。
結論
Askitのリリースは、従業員の声を最大限に活かすための新しいステップです。リモート環境であっても、社員の声をしっかり拾い上げ、組織の成長に活かしていくための試みが始まっています。これにより、リモートワーカーの孤立感を軽減し、より良い職場環境を築く一助となることが期待されています。
会社情報
- 会社名
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株式会社muuv links
- 住所
- 愛知県名古屋市中村区平池町 4-60-12グローバルゲート11階 wework名古屋
- 電話番号
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