物流業界に革命!
2024-08-27 17:56:40

プロロジスとハクオウロボティクス、自動フォークリフト開発で提携を発表

プロロジスとハクオウロボティクスが手を組んだ背景



物流業界の進化が求められる中、プロロジスが自動フォークリフトのスタートアップであるハクオウロボティクスと資本業務提携を結ぶことが発表されました。この提携により、自動フォークリフトの普及が促進され、物流業界の省人化と「物流の2024年問題」に対処するための大きな一歩となるでしょう。

提携の詳細



プロロジスは、東京都千代田区に本社を構える物流不動産のトップ企業であり、代表取締役会長兼CEOの山田御酒氏が率いています。一方、ハクオウロボティクスは自動フォークリフトの専門企業で、設立は2022年と比較的新しいものの、革新的な技術で急成長を遂げています。本社は東京都荒川区にあります。

特に注目すべきは、ハクオウロボティクスがプロロジスのインキュベーション施設「inno-base TSUKUBA」に入居している点です。この施設は、物流関連のスタートアップ企業が成長を遂げるための支援を目的としており、ハクオウロボティクスに特化した開発環境を提供しています。

今後の展望



提携に基づき、両社は自動フォークリフト「AutoFork」の開発を一層進めることになります。2023年10月から「inno-base TSUKUBA」にて開発・実証実験を行い、具体的な製品化に向けた準備を進めています。今後の重要なイベントとして、2024年9月に東京ビッグサイトで開催される「国際総合物流展2024」では、「AutoFork」の実機が展示される予定です。また、同年11月には初号機の販売開始が見込まれています。

自動フォークリフト「AutoFork」の特長



「AutoFork」は、そのシンプルさと操作性が際立っており、導入当日から即使用できるという手軽さがあります。パレットを一括で認識できる技術も搭載しており、物流現場での作業効率を大幅に向上させます。さらに、一般的な自動フォークリフトよりも低価格で提供されるため、多様な物流ニーズに応えることも可能です。

操作は通常のPCやタブレットから行えるだけでなく、人が操作したルートを記憶し、再度そのルートをたどることもできます。そのため、特別な設定なしで利用できるのも大きな魅力です。また、±10mmという高精度な停止精度を持ち、副次的な作業では狭い通路での旋回も容易です。

インキュベーション施設「inno-base TSUKUBA」の役割



プロロジスは、「inno-base TSUKUBA」を通じて、物流関連のスタートアップを支援しています。この施設は小型オフィスやシェア倉庫、実証実験エリアを備えており、特に物流業界の新興企業にとっては非常に有意義な環境です。ハクオウロボティクスを含む多くの企業が、物流の新技術を確立するための実証実験に取り組んでいます。

まとめ



プロロジスとハクオウロボティクスの提携は、物流業界における自動化の未来を切り拓くものであると言えます。両社の共同の取り組みにより、自動フォークリフト「AutoFork」が普及すれば、物流業界の省人化が進み、2024年に向けた問題解決に寄与できるでしょう。今後の展開に、ぜひ注目していきたいところです。


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会社情報

会社名
.css-zir7v7{font-size:15px;font-weight:600;line-height:1.5;color:rgba(0, 0, 0, 0.7);}プロロジス
住所
東京都千代田区丸の内東京ビルディング21階
電話番号

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