農業を変革するレグミン
2019-01-22 09:30:37
自律走行ロボットが農業を変える、レグミンの挑戦と未来
自律走行ロボットが農業を変える、レグミンの挑戦と未来
現代の農業界には、後継者不足や高い労働負荷、収益の低下といった厳しい現実が横たわっています。これらの課題を解決し、新たなビジネスモデルを構築することを目指すのが、株式会社レグミンです。同社は、農作業を自動化するロボットの開発に取り組んでおり、最近ではインキュベイトファンドから1億円の資金を調達することに成功しました。
レグミンが開発中のロボットは、葉物野菜の播種から収穫までのプロセスを自動化するものです。このロボットは、障害物や作物の位置を自ら認識し、高度なAIによる画像解析を駆使して、植物の成長度合いや各種病害虫の早期検知を行います。この技術により、品質管理のレベルを向上させ、農家の負担を軽減することを目指します。
取り組みの背景
日本の農業は、若い世代が農業を敬遠し、耕作放棄地が増加しているという問題があります。レグミンは、これらの現状に危機感を抱き、自律走行ロボットを開発することで人手不足を補い、農業の効率を高める道を選びました。代表取締役の成勢卓裕氏は「日本の美味しい野菜を次の世代に残すために、農業の抱える課題に挑戦したい」と語ります。
また、同じく代表取締役の野毛慶弘氏は、幼少期から農業の環境に触れ、様々なノウハウを身に付けてきました。彼は全国の農地を訪れ、実際の作業現場を経験し、その中で見えてきた課題をもとに、レグミンを設立しました。「日本の農業をより良くするため、テクノロジーを駆使し、未来を切り拓いていく」と彼は力強く語ります。
投資の意義と今後の展望
インキュベイトファンドの赤浦徹氏は、このプロジェクトに対し、社会的意義とビジネスモデルの可能性に高く評価しました。彼は「レグミン社の事業は、日本の農業が抱える後継者不足や耕作放棄地の問題を解決するための大きな一歩になると信じています」と述べています。未踏の分野である農業とテクノロジーの接点に挑戦するレグミンの動きは、今後の農業の在り方に大きな変化をもたらすでしょう。
終わりに
レグミンは、共に課題解決に取り組む仲間を募集中です。興味を持たれた方は、同社のウェブサイトやYouTubeチャンネルを訪れてみてはいかがでしょうか。今後、農業がどのように変革していくのか、その一端を担うレグミンの挑戦が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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株式会社レグミン
- 住所
- 埼玉県深谷市上柴町西7-16-16
- 電話番号
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