AgeWellJapanの5周年を祝う記念対談
株式会社AgeWellJapanは、このたび創業5周年を迎え、今後のさらなる成長に向けて新たな一歩を踏み出しました。それを象徴するのが、岩井琢磨氏の社外取締役への就任です。この記念すべき機会に、岩井氏と代表の赤木円香氏との対談が行われました。
会社のビジョンと使命
AgeWellJapanは「挑戦と発見を通じてポジティブに歳を重ねる」社会の実現を目指しており、特にシニア領域での事業成長を進めています。赤木社長は、創業期より岩井氏の存在が大きな支えとなったことを強調し、新たなステージへ進むための支持を受けることの意義を示しています。
岩井氏は「傾聴と対話が社会の循環を生む」という理念のもと、同社のサービスがいかに価値を提供しているかを体験し、その結果として出資を決めたことも語りました。特に自身の両親がAgeWellJapanのサービスを利用して、ポジティブな体験をしたエピソードが印象深く、これに基づいてシニア市場でのサービス価値を信じています。
サービスの進化と全体ビジョン
赤木社長は、シニアの孤独感や不安を軽減するために事業を始めた経緯を振り返り、当時のミッションには「ワクワク」や「生きがい」があったと述べています。さらに、2022年に「Age-Well」という新たなコンセプトを掲げ、それを実現するための役割として「Designer」を定義しました。
岩井氏も同意し、「Age-Well」が持つ動的な価値観が行動を変え、さらなる社会貢献へと繋がることを強調しています。これにより、同社のサービスが単なる提供を超え、利用者の生活に豊かさをもたらすことを目指しています。
Ageismに立ち向かう挑戦
AgeWellJapanでは、シニア層における「Ageism」(年齢による差別)を問題視し、これを克服することが今後の大きな課題と考えています。赤木社長はこのテーマに関し、Age-Wellな社会の実現には「Ageismのない社会が不可欠」であると繰り返し述べました。
岩井氏は、自己肯定感を低下させる要因としてのAgeismの影響を指摘し、傾聴と対話が新たな自己認識を生む手段であるとし、社会課題の解決プロセスにHuman Technologyを導入することが重要と考えています。
未来への展望
対談の最後には、今後のビジョンについて語り合いました。赤木社長は「挑戦と発見の多いAge-Wellな人生」を強調し続け、事業を通じて自身もその価値観を体現する重要性を訴えました。
岩井氏は、超高齢社会においてもワクワクできる環境を作り上げていくため、共感する企業や研究者との連携を深めていく必要性を感じていると述べ、これからの展開への期待を寄せました。
この対談を通じて、AgeWellJapanはシニア層の生活の質を向上させるための新たな扉を開こうとしています。これからも「Age-Wellな社会」の実現に向けて、挑戦を続けていくことでしょう。
株式会社AgeWellJapanについて
AgeWellJapanは、シニア世代のウェルビーイング実現を目指し、様々なサービスを提供しています。家庭での絆を深める「もっとメイト」や、コミュニティスペースの「モットバ!」など、多様な選択肢を用意しています。さらに、企業や自治体向けのソリューション事業も展開しており、社会全体にポジティブな影響を与える企業として今後の動向が注目されます。