副業初心者必見!『lotsful』による初めての副業調査結果とは
パーソルイノベーション株式会社が運営する副業マッチングサービス『lotsful』が実施した調査によって、初めての副業経験者のリアルな声が明らかになりました。調査結果には、年齢や副業目的、そして実施時の苦労についての多くの示唆が含まれています。
調査の概要
今回の調査は、主に副業を行った経験のある20代から40代の会社員660人を対象に、2024年9月2日から9月9日にかけて行われました。インターネットを通じての調査で、多様な年収層からの反応が集まりました。
副業を始めた年齢
調査によると、初めて副業を開始した年齢は最も多く28.1%が「26~30歳」と回答しました。次いで「21~25歳」が20.7%、そして「31~35歳」が16.2%を占めています。この結果から、副業を始めるタイミングが20代後半から30代にかけて多いことがわかります。
初めての副業の目的
次に、初めての副業目的を尋ねた結果、最も多かったのは「自由に使えるお金を増やしたい」という意見で57.0%に上ります。しかし、2回目以降の副業ではこの目的が44.6%に減少し、代わりに「人脈づくり」や「現職でできないことをやりたい」といった収入以外の目的が増えるという興味深い変化が見られました。年収別で見ると、収入目的からキャリアアップや新たな挑戦へとシフトしていく様子が伺えます。
副業における苦労
初めての副業を進める上での苦労について尋ねると、「適正な報酬や待遇の水準が分からなかった」という回答が24.9%で最も多く、次いで「特に苦労したことはない」が22.8%、「案件を探すのに時間がかかった」が22.3%という結果となりました。また年収によって苦労内容が異なり、特に400万円以上の層では請求書作成や確定申告に関する知識不足が浮き彫りとなりました。
さらに、初めての副業で業務遂行中に直面した課題では「労働時間が増え、疲弊した」という意見が28.9%で最も多く、続いて「自分の能力が足りなかった」が21.8%という悩みが聞かれました。年収が上がるにつれ、業務上のサポートの必要性が高まっていることが示されました。
副業が転職のきっかけに
実は、約4割の副業経験者が副業をきっかけに転職をした経験があると答えています。副業が転職の機会を広げる重要な要素になっていることが伺えます。
調査を実施した理由と今後の施策
インタビューに応じた田中みどり氏は、副業経験者の「初めての副業」にフォーカスした調査を行った意義を語り、副業の目的や苦労のポイントを理解することで、これから副業に挑戦する人々への支援につながると述べています。
また、企業側でも優秀な副業人材をどう活用するかが課題となっており、業務切り出しや契約周りの支援が求められています。『lotsful』では、こういった課題解決のために伴走支援を行い、スムーズな副業開始をサポートしています。
今後の展望
副業は自己実現やリスキリングの手段としても注目されており、多様な経験を持つ人材の活用が企業にも求められています。今後も『lotsful』は副業人材に向けて、さらに充実したサポートを提供し続ける所存です。副業に興味がある方はぜひこの機会に利用をご検討ください。