がんキャンペーンの紹介
2013-04-11 12:37:16

がんと向き合う社会を目指す「Over Cancer Together」キャンペーンのご紹介

がんと向き合う社会を目指す「Over Cancer Together」キャンペーン



がんは、私たちの身近な問題であり、生涯で約2人に1人が診断を受けるという現実があります。そのため、がんへの理解とサポートがますます重要になっています。このような背景の中で始まったのが、「Over Cancer Together」(OCT)キャンペーンです。このキャンペーンは、がんと生きるキャンサー・サバイバーの生の声を伝えることを目的としています。

OCTキャンペーンの目的と背景


OCTキャンペーンは、リブストロング財団や米国がん協会の活動に賛同する複数の日本の団体が協力して行うプロジェクトです。がん患者やその家族、遺族、ケアを行う人たちなど、幅広い視点から経験や思いをシェアすることにより、日本におけるがんに関する課題を浮き彫りにし、国民ががんと向き合える社会の実現を目指しています。

サバイバーたちの声


OCTの公式ウェブサイトでは、様々なキャンサー・サバイバーの生の声が取り上げられています。例えば、悪性リンパ腫を経験した遠山麻繭さんは、医師と患者がパートナーシップを築く重要性を語ります。小児がんのサバイバーである岸田恵多さんは、自身の体験を通じて伝えられる大切なメッセージがあると述べています。

また、遺族として発言するマイク加藤さんは、がん患者が自分らしい人生を送るための支援の必要性について語っています。理学療法士の立松典篤さんは、治療前からのリハビリが患者の生活をどのようにサポートできるかを示しています。

これらの声は、がんと共に生きる人々が直面する現実を映し出し、同じ立場の人々にとっての共感や理解を深めるものです。

キャンペーンの活動内容


OCTキャンペーンでは、公式ウェブサイトを通じて、キャンサー・サバイバーの体験や意見を積極的に発信しています。この活動は、がんの知識を深め、がんを抱える人々が安心して暮らせる社会を作るための一歩です。さらに、2023年12月7日には、東京・秋葉原のUDXシアターにてキャンサー・サバイバー・フォーラムが開催され、サバイバーたちの経験を共有する重要な場となります。

参加団体と今後の展望


このキャンペーンは、特定非営利活動法人日本医療政策機構やNPO法人キャンサーネットジャパンなど、多くの団体の協力により運営されています。今後もがんに関する世間の理解を促進し、サポートを広めるための活動を続けていく予定です。

私たちががんに関する情報を受け入れ、理解を深めることで、キャンサー・サバイバーたちの声がより多くの人に届き、皆が共に生きる社会を築く一助となることを期待しています。

これからの参加と情報収集


がんに関しての意識を高め、情報を得るためには、OCTキャンペーンの公式ウェブサイトを訪れることをお勧めします。また、FacebookやYouTube、TwitterといったSNSを通じても、最新の情報やサバイバーのストーリーに触れることができます。私たち一人一人が、その声に耳を傾けることで、より良い未来を作る手助けができるのです。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人 日本医療政策機構
住所
東京都千代田区大手町1-9-2大手町フィナンシャルシティ グランキューブ3階 Global Business Hub Tokyo
電話番号
03-4243-7156

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