株式会社キメラは、東京都渋谷区を本拠地とし、未来の働き方を提案する企業です。このたび、シードステージにおいて総額1億円を超える第三者割当増資を実施し、新たにあすかホールディングスの取締役会長である谷家衛氏が取締役に就任したことを発表しました。
この資金調達は、イーストベンチャーズやメルカリの山田進太郎氏、ドリコムの内藤裕紀氏など、著名な個人投資家とともに、株式会社リブセンスからも引受け先に。これにより、株式会社キメラはさらなる成長に弾みをつけることができるでしょう。
資金調達の目的としては、主に開発人材の拡充、マーケティングの強化、そして開発環境の整備を挙げています。これにより、より迅速かつ効果的に新しいサービスを展開する準備が進められるでしょう。
具体的には、株式会社キメラが現在取り組んでいる新しい採用プラットフォーム「LEAN」の開発が大きな焦点となります。このプラットフォームは、企業の雇用力を強化することを目指しており、現在クローズドβ版の参加者を募集中です。詳細は
こちらから確認できます。
また、あすかホールディングスの谷家衛氏の経歴にも注目が集まります。彼は東京大学法学部卒業後、1987年にソロモン・ブラザーズに入社。アジアで最年少のマネジングディレクターに就任し、日本およびアジアの投資部門の共同統轄者として著名です。1999年にはチューダーキャピタル・ジャパンの創設メンバーとなり、2012年にはあすかアセットマネジメントを設立し、独立系オルタナティブ運用会社として成長させてきました。
さらに、谷氏の創業支援には、ライフネット生命やスタジオヨギー、「Campus for H」といった企業も含まれており、地域社会への貢献も積極的に行っています。NPO・NGO活動にも携わり、日本初のインターナショナルボーディングスクール(ISAK)の発起人代表として学校を開設しました。日本再建イニシアティブの理事としても活動中で、彼のビジョンは多岐にわたります。
これらの背景を持つ谷家衛氏が新たに取締役に就任したことは、株式会社キメラにとって重要な意義を持つと同時に、今後の事業展開にも大きな期待が寄せられる理由です。彼のリーダーシップの下で、株式会社キメラは更なる成長を目指すでしょう。今後の展開が待ち遠しいですね。