熊本方言の難解さを探る
株式会社CMサイトが運営するエンタメランキングサイト『ランキングー!』が、熊本の難解な方言を集めたランキング結果を発表しました。このランキングは、国産の方言の中でも特に意味が分かりづらい言葉を選び出し、全国の約8,837名からの投票を基に形成されています。興味深い結果を見ていきましょう。
熊本弁!意味が難しいランキングTOP5
1.
のさん (嫌だ) - 413票
2.
ぬすくる (知らん顔する) - 410票
3.
おずむ (目を覚ます) - 408票
4.
しこる (格好つける) - 406票
5.
やおいかん (簡単ではない) - 389票
1位:のさんの意味とは?
堂々の1位に輝いた「のさん」は、直訳すると「嫌だ」となり、一見シンプルな言葉ですが、実際使われるシーンを考えると、つい「ノーサンキュウ」といった表現に変えてしまうほどのインパクトを持つようです。アンケート結果でも、「ノーサンキュウのほうがわかる」といった声が見受けられました。つまり、直訳よりも現代の言い回しに親しみを感じる人が多いのでしょう。
2位:ぬすくる
2位に選ばれた「ぬすくる」は「知らん顔する」との意味。熊本弁の中では特に耳にしないという意見が多く、「これは分からない」とのコメントが寄せられています。言葉のユーモアさや独特の響きは多くの人を魅了するかもしれませんが、解釈が難しいため上位にランクインしたのでしょう。
3位:おずむ
3位の「おずむ」は意外にも「目を覚ます」という意味で、全く別のイメージを持たれているようです。これは多くの投票者が「おずむが目を覚ます?」と疑問を持つ要因の一つです。地方言語の奥深さが伺えます。
4位:しこる
次に4位に位置する「しこる」は「格好つける」という意味で、特に熊本出身の有名人や友人が使うことで多くの人の印象に残っているようです。思わず驚くコメントも寄せられており、「熊本出身の推しが言っててびっくりした」というリアルな反応が、地域の方言が他地方の人々にどのように映るかの参考になります。
5位:やおいかん
最後の5位には「やおいかん」がランクイン。これは「簡単ではない」という意味ですが、コメントの中には「なんのこっちゃ~」と理解できない人も多いようです。このような反応からも、熊本弁が持つ独特の魅力が垣間見えます。
まとめ
今回の調査では、熊本の方言がいかに多様で、時には難解かを実感しました。熊本弁は日常生活でも使われている言葉ですが、外部の人にとっては新たな発見が多く、方言が持つ文化や背景に興味を持たざるを得ません。熊本に住む人々にとっては懐かしい言葉かもしれないこれらの熊本弁、ぜひ一度は耳にしてみてはいかがでしょうか?
ランキングの詳細や投票者のコメントは、
こちらの記事で確認できます。