イギリスの電子楽器ブランド「Stylophone(スタイロフォン)」が誇るユニークなシンセサイザーが、待望の新製品「スタイロフォン Gen X-2」として日本に上陸しました。その背景には、400万台を超える累計販売数を誇るスタイロフォンがあり、デヴィッド・ボウイなど著名な音楽家たちに愛用されてきました。
Gen X-2の進化
スタイロフォン Gen X-2は、従来のシンプルな楽しさを保ちながら、より本格的な音作りを可能にする機能を搭載しています。2017年に発売された「スタイロフォン Gen X-1」が備えていたフィルター、LFO、エンベロープ、ディレイ、外部音入力などの機能はもちろん、その上をいく改良が施されています。主な進化点として、要望の多かったCV/Gateの対応、表現力を高めるタッチ式ストリップ、新たに合計4オクターブ対応のオクターブ切替機能が追加されました。
新機能の詳細
4オクターブの広がり
Gen X-2では、ペンを使用して鍵盤をタップまたはなぞる独自のインターフェースを維持し、物理的な2オクターブの金属鍵盤に新たに±1の切替スイッチを加えることで、合計4オクターブの音域を演奏可能にしました。この設計により、グリッサンドや微細なピッチ変化が直感的に行えます。