フィッツプラスが導入した新しい保健指導プログラムの詳細

フィッツプラスとissinが手掛ける新たな特定保健指導プログラム

株式会社フィッツプラスは、東京大学発のスタートアップissinと共に、革新的な特定保健指導プログラムの提供を開始しました。このプログラムは、特にメタボリックシンドロームの予防にフォーカスし、40～74歳の健康保険組合加入者を対象としています。健康的な生活習慣の改善を支援し、生活習慣病を未然に防ぐことを目的としています。

スマートバスマットの特徴とは？

新たに導入されたこのプログラムの鍵となるのが、issinによって開発された「スマートバスマット」です。この製品は、体重計としての機能を搭載しつつ、一般的な体重計とは異なり、計測結果を目の前に表示しないことで利用者にストレスを与えません。お風呂上がりに自然と乗るだけで、体重を簡単に記録することができ、そのデータは自動的にアプリに記録されます。これにより、利用者は日々の体重の変化を手軽に管理できるのです。

プログラムのメリット

フィッツプラスの管理栄養士は、対象者一人ひとりに合わせた食事指導を提供してきましたが、今回のプログラムでは「スマートバスマット」の利用を通じて、体重の変化に気づきやすくなります。また、プログラム終了後もこのマットを活用できるため、対象者自身による生活習慣の改善を持続することが可能です。

パーソナルな指導により、過去には94.3%の高い完了率を記録した施策が、さらに効果的になることが期待されています。特に、生活改善に対する行動を持続できるようにサポートする体制が整えられています。

行動変容の促進

このプログラムでは、行動変容を促すための独自のアプローチが取られています。対象者にスマートバスマットを提供し、そのデータを基に定期的なフィードバックを行うことで、モチベーションを維持しながら生活習慣を見直す機会を作ります。パーソナルヘルスケアAIによって重要な体重変化も通知されるため、適切なタイミングでのアドバイスが可能です。

フィッツプラスの目指す未来

フィッツプラスは、健康的な生活へ導くことで、生活習慣病の予防に寄与したいと考えています。2021年には厚生労働省から特定保健指導の代行機関としても認定され、全国的にサービスを展開しています。この新プログラムを通じて、さらなる実績を上げることを目指しています。

特定保健指導サービスは、個人に寄り添うアプローチで患者一人ひとりに合った食生活の改善を支援しています。「楽しく食べる、ととのえる」というミッションのもと、今後も生活習慣病の予防に貢献していくことでしょう。