木のおもてなし賞
2018-12-04 11:01:13
ウッドデザイン賞2018発表!新設の木のおもてなし賞を展示会で開催
ウッドデザイン賞2018 新たな受賞作品発表
2018年12月4日、東京にて「ウッドデザイン賞2018」の特別賞「木のおもてなし賞」の受賞作品が発表されました。この新設された賞は、地域の木の文化やその魅力を活かし、観光や体験、飲食など核となる様々な取り組みを評価することを目的としています。
受賞作品の紹介
今回選ばれたのは、特に注目された3つのプロジェクトです。それぞれが独自の特色を持ち、日本の伝統や現代の技術を融合させた素晴らしい作品となっています。
1. 静岡県富士山世界遺産センター
このプロジェクトは、富士山の自然や文化を保存し伝えることを目的とした施設です。特に逆さ富士型の展示棟は、こちらで使用されている「FUJI HINOKI」を基に作られており、木の持つ美しさと地域の文化を示しています。内部では富士登山の疑似体験ができる映像も投影されており、訪れる人々に感動を与えています。
2. 斗組テーブル
岡山県の有限会社守屋建具店が手掛けるこのテーブルは、伝統的な斗組技術を用いて作られ、ビッグサイズでミーティングルームや公共施設に最適です。ガラス天板によって、重厚感を損なうことなく美しい木目を楽しむことができ、使用することで木の魅力がさらに増すことを目指しています。
3. USARA
東京都の株式会社京源が制作したこのオブジェは、環境保護の観点から地域産の屋久島地杉を使用しており、日本の伝統的な家紋をモチーフにしたデザインが特徴的です。この作品は、地域の資源を利用しつつ、文化を伝える役割を果たしています。
エコプロ2018での展示
「ウッドデザイン賞2018」の受賞作品に関する表彰式は、2018年12月6日から8日まで東京ビッグサイトで開催される日本最大級の環境展示会「エコプロ2018」の一環として行われます。展示ブースでは、上位受賞作品に加え、189点の入賞作品がパネルや映像とともに展示されます。また、受賞者や審査委員が出席するセミナーも行われ、木の文化を体感できる貴重な機会となります。
まとめ
「木のおもてなし賞」は、日本の木の文化を再評価し、それを地域や業界に活かすことを目指した新しい取り組みです。「ウッドデザイン賞2018」のイベントを通じて、木に対する理解が深まり、日常生活での木の活用の大切さが広がることを期待しています。
詳細なスケジュールや展示情報は、公式ウェブサイトをチェックしてください。
会社情報
- 会社名
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公益社団法人国土緑化推進機構
- 住所
- 東京都千代田区平河町二丁目7番地砂防会館別館B棟5階
- 電話番号
-
03-3262-8451