地域の中小企業を支える脱炭素化の新たな取り組み
株式会社NEXYZ.(ネクシーズ)が、山梨中央銀行と連携し、新たな脱炭素化に向けた支援を開始しました。これにより、地域の中小企業がCO₂排出を削減し、環境への配慮を強化する手助けを行います。
この取り組みは、特に山梨県内の企業に焦点を当て、LED照明などの省エネ設備の導入を促進することで実現します。山梨県は生産用機械器具や電子部品の製造が盛んな地域であり、多くの中小企業が工場の設備の入れ替えを検討しています。そこで、ネクシーズは地域のニーズを的確に把握し、迅速な対応を心がけています。
パートナー契約の意義
ネクシーズが山梨中央銀行とパートナー契約を締結することで、地域密着型の体制がさらに強化されます。また、甲府営業所を2023年に開設し、提案から導入までをワンストップで提供できる仕組みを整備しました。このような体制によって、中小企業へのサポートがより円滑に行えるようになりました。
「ネクシーズZERO」サービスの提供
同社の提供する「ネクシーズZERO」は、初期投資0円でさまざまな業務用設備を導入できるサービスです。このサービスを利用することで、企業は設備導入による省エネ効果をCO₂排出削減量として換算したレポートを活用し、自社のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを進めることが可能となります。
この「ネクシーズZERO」は、現在までに11万件を超える導入実績を持ち、127社の銀行や信用金庫とのパートナーシップを築いています。地域に根差した事業展開を行い、地元施工会社への優先発注を通じて地域経済の活性化にも寄与しています。
中小企業が抱える課題への対応
脱炭素化を志向する中小企業は、資金面や人材不足、知識不足などの課題を抱えているケースが多く見受けられます。この点に対して、ネクシーズはコンサルティングを提供し、具体的な解決策を提示しています。企業が持つさまざまな悩みを聞き取り、具体的なプランを立てて実行することで、脱炭素化の実現をサポートします。
未来に向けた取り組み
今後、ネクシーズは山梨中央銀行と共に地域企業や団体との連携を強化し、さらなる省エネ設備の普及を進めていく方針です。脱炭素化を進めることは、企業の生産性向上だけでなく、地域社会全体への貢献にもつながります。
この取り組みを通じて、ネクシーズは設備導入の悩みを抱える企業にとって、ゼロから明日を変える存在を目指していきます。