2021年、宮崎市の餃子が日本一に!
2021年度の家計調査において、宮崎市が「餃子」の購入頻度及び支出金額ともに日本一となったことが確認されました。この快挙に対し、宮崎市ぎょうざ協議会は、宮崎の餃子を観光資源として広く発信し、地元農産物の豊かさをアピールする活動を続けています。
宮崎の餃子の強み
宮崎の餃子は、その味わいと品質を支える県産素材が豊富です。キャベツやニラ、豚肉といった地元の農産物は、全国でもトップクラスの生産量を誇ります。これにより、宮崎餃子は美味しさと新鮮さの両方を兼ね備えた、県の象徴ともいえる料理です。
2020年には3位に留まった宮崎市が、一年がかりで地道な努力を重ね、日本一という目標を達成した背景には、地域一体となった協力体制があります。協議会の発足以降、様々なイベントやキャンペーンが展開され、地域内外からの注目を集めてきました。
協議会の活動内容
宮崎市ぎょうざ協議会は、2020年9月23日に設立され、餃子専門店やラーメン屋など、様々な関係者とともに活動しています。協議会は、餃子消費の促進を目的としたイベントを企画し、県産素材の活用を進めてきました。特に地元の農業者との連携を深めることで、野菜や肉の新鮮さを最大限に引き出すことが可能となります。
餃子大使からの祝福
みやざき餃子大使である柔道家の井上康生氏やバレエダンサーの西島数博氏なども賛辞を送りました。井上氏は、「日本一美味しい宮崎餃子が名実ともに日本一になったことを非常に喜ばしく思います」とコメントし、観光PRにも全力を尽くす意向を示しています。西島氏も、「宮崎餃子の努力が実を結んだ結果だと思います」と祝福の言葉を贈りました。
今後の展開
今回の結果を受け、宮崎市ぎょうざ協議会は、2022年度も観光資源としての餃子の発信を続けていく計画です。具体的には、地元の商業施設での餃子販売会や、観光地でのイベントを企画していく予定です。
2月8日には、結果報告会が宮崎市役所で開かれ、その後も様々な催事が設けられることになっています。また、地元の食材を使用した餃子を全国に届けるため、協議会は新たな試みにも取り組んでいく見込みです。地域産業の振興や観光の発展を目指し、引き続き努力していく意向を示しています。
このように、宮崎市の餃子は地域の誇りであり、今後もその美味しさと思いを全国に広める活動が期待されています。