博報堂と博報堂DYスポーツマーケティングが新プロジェクト「HAKUHODO DRIVE.」を発足
株式会社博報堂と株式会社博報堂DYスポーツマーケティングは、スポーツビジネスにおける革新を目指すプロジェクト「HAKUHODO DRIVE.」を始動しました。この取り組みは、生活者や企業、スポーツ界が一体となり、新たな価値を創出することを目的としています。日本国内では、スポーツに対する関心が高まり、多くの日本人選手が国際的な舞台でも活躍することで、スポーツファンが増加していることが背景にあります。これにより、2021年には国内スポーツ産業の経済規模が過去最大となり、成長を続けています。
特に最近では、企業がスポーツへ関わる形が多様化しており、スポンサーシップによる新たな価値創出、いわゆる「アクティベーション」が注目されています。企業がスポーツと連携することで、従来のブランド露出だけでなく、マーケティングやイノベーションを促進する機会が増えています。このような変化を受けて、博報堂グループはスポーツビジネスの強化に取り組む中で、「HAKUHODO DRIVE.」を立ち上げることとなりました。
このプロジェクトでは、様々なスポーツの魅力を企業や生活者のニーズや課題に結びつけ、新たなアイデアを生み出すことを目指しています。博報堂グループ内のスポーツに対する情熱や専門知識を兼ね備えた人材が集結し、クリエイティビティを駆使して、スポーツに関連するすべてのステークホルダーの想いを引き出し、共創の機会を提供します。
特に、「HAKUHODO DRIVE.」では、2025年2月に日本バスケットボール協会と共同で始めた「生涯バスケ部」プロジェクトも含め、さまざまなスポーツにおける取り組みを拡大していきます。このようにして、スポーツビジネスの新たな市場を切り開き、価値を最大化することに貢献していく考えです。
スポーツビジネスにおける新たな市場の開発
「HAKUHODO DRIVE.」の活動を通じて、博報堂はスポーツビジネスの新市場の開発を目指します。これにより、様々な企業にとってスポーツとの関わり方が進化するであろうと期待されています。生活者の視点を大切にし、新たなアイデアやビジネスモデルを提案することがこのプロジェクトの核となります。
今後も、多くの企業や団体と連携しながら、スポーツを通じた価値創造を実現していくであろう「HAKUHODO DRIVE.」の取り組みに注目が集まります。スポーツが持つ力を最大限に引き出し、社会に還元していくその姿勢が、今後の成長を後押しする原動力となることでしょう。