発酵文化芸術祭
2024-08-23 15:09:37

発酵の芸術が織りなす金沢文化祭、日常に潜む美を体感せよ

発酵文化芸術祭 金沢―みえないものを感じる旅へ



金沢21世紀美術館となる発酵文化芸術祭が、2024年9月21日から12月8日まで開催されます。このイベントは、金沢の歴史と食文化に焦点を当て、アートと発酵文化、まち歩きがリンクした新たな文化芸術祭として位置づけられています。

この祭りは、総合プロデューサーとして小倉ヒラクが携わり、発酵文化の専門家や地域の醸造家たちが共同でアート作品を制作します。参加するアーティストは7組で、様々なバックグラウンドを持つ彼らがそれぞれの視点で「発酵」をテーマにさまざまな作品を創出します。特に、醤油や日本酒など発酵食文化が根付く金沢の土地で、数百年の歴史を持つ醸造蔵がインスタレーション会場となります。

開催概要


イベントは2024年9月21日から12月8日まで、金沢21世紀美術館プロジェクト工房および大野地区、石引地区、野町・弥生地区、東山地区、白山市鶴来地区といった多様な地域で展開されます。一般料金は2000円、大学生1500円、小中高生は800円(ガイドブック付き)、未就学児は無料となっています。

アートと食のコラボレーション


発酵とは、微生物の力と人々の手によって生まれる食のアートでもあります。本芸祭では、地域の醸造家が手がけた発酵食品を試食しながら、アート鑑賞も楽しむことができます。これは、発酵文化が持つ記憶と土地の歴史を感じ取る貴重な体験になるでしょう。

鑑賞者は金沢21世紀美術館を出発点とし、各地域の醸造蔵に設置されたインスタレーション作品を巡ります。美術館内では、石川の発酵文化を紹介する展示や物販も行われる予定です。インフォメーションセンターとしての機能も持たせ、訪れる人々が金沢の文化や食を一層深く理解できるよう工夫されています。

参加アーティストと作品


イベントには、三原聡一郎、関口涼子、VIDEOTAPEMUSICなどが参加し、それぞれのスタイルで発酵をテーマにしたインスタレーションを展開します。また、美術館会場では小倉ヒラクと発酵デパートメントによる発酵カルチャー展示もあります。

地域の魅力を体感する


金沢周辺には、かぶらずしやふぐのこなど、独自の発酵文化が息づいています。こうした文化を体験することで、普段は見えない部分の美しさや価値を見出すことができるでしょう。参加者は、発酵を通じて、地域の暮らしや歴史、気候風土とのつながりを深く体感できるチャンスが広がっています。

金沢の発酵文化芸術祭は、単なるイベントに留まらず、地域の文化を訪れる人々とともに再発見する旅となることでしょう。ぜひこの機会に、金沢の魅力を新たに発見し、様々な感覚を刺激する作品たちと出会ってみてください。


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会社情報

会社名
発酵デザインラボ株式会社
住所
東京都世田谷区代田2-36-15BONUS TRACK
電話番号
03-6413-8525

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