株式会社人々が1億円の資金調達を完了しアジア進出を加速

株式会社人々が1億円の資金調達を実施

株式会社人々（東京都新宿区、代表取締役：石川真也）は、台湾やタイを主な地域として日系企業の通販を支援するため、総額1億円の資金調達を成功させたことを発表しました。今回の資金調達においては、株式会社MTG Ventures（名古屋市）、w2ソリューション株式会社（東京都中央区）、株式会社ITプロパートナーズ（東京都渋谷区）、株式会社ネットフロンティア（東京都新宿区）という4社が引受先となりました。

氏名を掲載された各投資家は、アジアのEC市場の成長ポテンシャルに注目し、人工知能（AI）を活用したプロモーションの成功事例の蓄積による競争優位の確保に期待を示しています。これにより、人々の持つ通販支援のプラットフォーム「BandFluence」や、SNSを活用した販売戦略の強化が進むと考えられています。

事業の選択と集中

人々は、創業以来「日本経済の外貨獲得」と「アジアへの良質な雇用提供」という二つの使命を掲げて事業を行ってきました。特にアジア市場に特化し、多様なプロモーション戦略を展開することで、日系企業の通販運営支援に力を入れてきました。今回はさらに、現地で人気のあるSNSチャットコマースに焦点を当て、効率的で効果的な事業展開を目指しています。

今後の展開に期待

今回の資金調達によって、SNSチャットコマースのAI運用の強化や中国本土への展開が一層進められる予定です。これにより、より高いリピート顧客獲得率（CVR）の向上が期待されており、日系企業のアジア市場での競争力が一層増すでしょう。

各投資家からのコメント

投資家の代表たちは、人々の今後の成長を強く支援する意欲を示しています。MTG Venturesの藤田豪は「アジア市場へ日本の品質を届ける戦略に自信を持っています」とコメントし、w2ソリューションの山田大樹は「AIを活用したプロモーションによる競争優位性の確立に大きな期待を寄せています」と語りました。

ITプロパートナーズの木村直人は「人々の卓越した運営能力を信じており、今回の資金提供を通じてさらなる成長を導いていきたい」と述べ、ネットフロンティアの奥川哲史も「チャットコマースでの成長をともに支援していく」と語っています。