沖縄で熱い戦いが繰り広げられたスポGOMI甲子園2024
2024年8月24日、沖縄県中頭郡にある中城モール裏ビーチでは、『スポGOMI甲子園2024・沖縄県大会』が開催されました。参加したのは全72人、24チームです。チームの一つである向陽高校の「SMA」が見事に優勝を飾り、合計で58.87kgのごみを集めました。
イベントの概要
- - 日程: 2024年8月24日(土)10:00~12:00
- - 開催場所: 中城村久場 中城モール裏ビーチ
- - 参加人数: 1チーム3名×24チーム=72人
この大会は、参加者みんなが海の環境を守る意識を高める重要なイベントでした。大会は、沖縄のお笑いコンビ「凸凹トラベリング」の司会進行によって盛り上がりを見せ、チーム点呼から開始。参加者たちの活気に満ちた返事が会場を明るく照らしました。
優勝チームとその戦略
優勝した「SMA」チームは、事前に計画を練り、大量のごみを見つけて分別することに成功しました。彼らは序盤から良いスタートを切り、他のチームをリード。その結果、ごみ総量8.24kgと高いポイントを獲得し、準優勝チームに20ポイント差をつけて勝利を収めました。
特筆すべきは、2位の「Theみみっく」チームもペットボトルを効率的に集め、競技が進むごとに海岸は徐々にきれいになっていきました。
一日の終わりには、参加者全体で約59kgものごみを回収。これは参加者の熱意がもたらした結果であり、地域の環境保全への貢献も実感させられるものでした。
ごみの現状と海との関わり
沖縄の中城モール裏ビーチは、美しい青い海と広い砂浜が特徴ですが、台風などによる漂着ごみや人々が出した生活ごみで溢れていました。沖縄の人々は海を重要な資源とみなしており、子供たちにも海の大切さを教えています。
この大会を通じて、参加者たちは自然環境に対する責任を改めて考える機会となったはずです。大会終了後には、参加者各自が自分の可能な範囲でのアクションを起こすことを誓ったことでしょう。
優勝チームのコメント
優勝した「SMA」チームのメンバーは、勝因を「草の奥に隠れていたごみの塊を見つけたこと」と語りました。また、彼らは「海から流れてきたごみよりも、人が出したごみが多いと感じた」とも述べており、環境問題への意識が高まっていることを示しています。全国大会では沖縄県の代表として、他地域を相手に優勝を目指すと力強く語っていました。
団体概要と活動
今回のイベントは、一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが運営しており、海洋ごみ問題の啓発活動の一環です。このプロジェクトは、日本財団「海と日本プロジェクト」にも連携し、海洋環境保護の意義を広める取り組みが続けられています。参加者ひとりひとりが自分の生活を見直し、海を大切にする行動を促すきっかけとなることが期待されています。
https://uminohi.jp/umigomi/
このスポGOMI甲子園は、単なるごみ拾いの競技ではなく、参加者にとっての環境問題に対する意識の向上に繋がる重要なイベントであると再認識させられる一日でした。全員で協力し、海の未来を守るために行動することが何よりも大切であると言えるでしょう。