17〜18世紀の独逸名品アンティークコイン、コインパレスに新入荷！

ドイツの名品アンティークコインが新たに登場

株式会社コインパレスは、17〜18世紀に発行された希少なドイツの名品アンティークコインを2025年5月12日より発売します。ロイヤルミントの公式代理店として、資産保全に人気の高いコインを取り扱う同社にとって、今回の新入荷は特に注目の品々です。

コインの特徴と背景

17世紀から18世紀のドイツは、ハプスブルク家の統治下で神聖ローマ帝国の一部として栄えていました。その時代に発行されたコインは、その芸術性の高さや精緻なデザインにより、今日でもコレクターから非常に高い評価を受けています。特にドイツコインは歴代君主たちの権力の象徴として流通し、特異なデザインが魅力的ではありますが、クリッペと呼ばれる四角いコインも特別な機会に製造され、他国には見られない独自の美しさを誇ります。

新たに入荷した注目の4点

今回入荷する4点は、いずれも歴史的価値が高く、アンティークコインとしての真髄を感じることができる逸品です。

1. 1698年発行の6ダカット・クリッペ金貨
この正方形形状の金貨には、ドイツの商業都市ニュルンベルクの美しい景観が描かれています。中世の繁栄を象徴するこのコインは、300年以上の時を経てなお圧倒的な存在感を放っています。

2. 1700年発行のクリッペ型8分の1ダカット金貨
キリスト教の象徴である子羊が描かれ、その周囲をビーズのような文様が飾ります。裏面の盾形の紋章はその美しさでコレクターを魅了し、此方も迷わず追加したくなる一品です。

3. 1700年発行の2ダカット金貨
丸型のこのコインもまた、羊毛の柔らかさが繊細に描かれており、コインマニアにはたまらない価値を提供します。デザインの緻密さは、コレクターの心を捉えて離しません。

4. 1797年発行の2ターラー金貨
メクレンブルク＝シュヴェリーンで発行されたこのコインは、盾形の紋章と王冠のデザインが特徴的です。200年以上の歴史を持つこのコインには、独特な碑文があしらわれており、当時の高度な製造技術を感じることができます。