地球の壮大な歴史を体感する不思議な旅
12月14日(土)、静岡県静岡市のふじのくに地球環境史ミュージアムで、企画展「全地球史」が始まります。この展示会では、私たちが住む地球がどのように形作られ、進化してきたのか、その壮大な物語が最新の研究成果と共に紹介されます。地球の奥深い謎を解明するために、世界中から集められた貴重な岩石標本も展示され、観覧者を魅了することでしょう。
展示会の基本情報
- - 会期: 令和6年12月14日(土)~令和7年3月23日(日)
- - 会場: ふじのくに地球環境史ミュージアム企画展示室1・2
静岡県静岡市駿河区大谷5762
観覧料は、一般600円、小学生以上大学生以下および70歳以上は300円、未就学児は無料という親しみやすい価格設定です。特に、身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持つ方とその付添者1名は無料となっています。
講演会の詳細
この企画展では、特別講演会も用意されています。以下に講演の内容を紹介します。
1.
太古の地球に最初の生命が誕生するまでの道のり
- 講師: 丸山 茂徳(東京工業大学名誉教授)
- 日時: 12月21日(土) 14:00~15:30
2.
40億年の地球環境変動と生物進化
- 講師: 上野 雄一郎(東京科学大学教授)
- 日時: 1月18日(土) 14:00~15:30
3.
地球史プロジェクト: 私が体験したグリーンランドでの破格の野外調査
- 講師: 増田 俊明(静岡大学名誉教授)
- 日時: 2月8日(土) 14:00~15:30
これらの講演は要予約となっており、詳細は特設HPで確認が可能です。興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。
特設HPはこちら:
ふじのくに地球環境史ミュージアム
地球の過去を知ることの意義
地球史を学ぶことは、私たちの未来を考える上で非常に重要です。地球環境の変化は私たちの生活に直結しており、過去を知ることで新たな視点が得られるでしょう。企画展「全地球史」では、単なる観覧者としてではなく、まるで地球の一部に自分がいるかのような体験ができます。岩石標本を通じて、遥か何百万年も前の地球の姿に思いを馳せることで、私たち人間がどれほど小さな存在であるか、またその中で地球にどう向き合っていくべきなのかを考えさせられることでしょう。
まとめ
この冬、静岡市で開催される企画展「全地球史」は、単なる展示会以上の意義があります。地球の歴史に思いを馳せ、私たちの未来に繋がる知識を得る貴重な機会です。皆さんもぜひ足を運んで、その壮大な物語を体感してください。