Praztoが新たに提供する「SaaS Up」とは
株式会社Praztoが、HubSpotプラットフォーム上で動作する新たな収益管理アプリケーション「SaaS Up」の提供を開始しました。このアプリケーションは、特にSaaS企業のニーズに応じた収益管理やKPIの分析を効率的に行うことを目的としています。
SaaS Upの目的とは?
「SaaS Up」は、HubSpotを活用する企業が、営業・マーケティングから収益管理へと進化する際に役立つツールです。このアプリケーションは、SaaS特有のメトリクスを自動計測・可視化することで、効果的な収益管理をサポートします。具体的には、月次継続収益やMRR(毎月の定期収益)の詳細データを分析可能にし、New・Expansion・Contraction・Churnなどのメトリクスを適切に管理できるのです。
主な特長
1. 統合プラットフォームでの収益管理
SaaS Upは、HubSpot内でサブスクリプション収益を一元管理できる統合プラットフォームを提供します。これにより、製品別や顧客別の収益状況が見える化され、SaaS企業が成長を目指す上での重要なデータがリアルタイムで把握できます。
2. 直感的な商品設定
SaaS Upでは、複雑な商品設定を簡単に行えるインターフェースが備わっています。固定料金、従量課金、ボリューム課金など多様なプランを選べるため、特別な知識がなくても、日本のSaaS企業特有の料金体系を負担なく管理できます。
3. 自動生成されるMRR計算
取引画面で契約情報を入力することで、契約期間全体のMRRレコードが自動的に生成されます。これにより、手動でデータを管理する手間が省け、常に最新の収益状況を把握できます。
4. SaaS向けデータモデルの構築
HubSpotのカスタムオブジェクト機能を活用し、SaaS企業特有のデータ構造を管理可能です。これにより、New・Expansion・Contraction・Churnなどのデータとシームレスに連携し、より効果的な分析が可能になります。
5. 高度なKPIの自動計算
SaaS Upは、NRRやChurn Rateなどの複雑な計算を自動で行います。顧客の重要度を定量化し、解約リスクを可視化することで、早急な対応が可能になります。
必要な環境
SaaS Upを導入するには、HubSpotのSales Hub Enterprise Planが必要です。
今後の展開
Praztoは、SaaS Upを通じてHubSpotを利用するSaaS企業の成長を支援し、「HubSpotでSaaSも管理」という新たな概念を広めていく考えです。営業やマーケティング、そして収益管理までカバーするこれらのツールによって、SaaS企業が抱える課題を解決する手助けをしていきます。企業の成長をサポートするための機能が充実した「SaaS Up」は、今後多くの企業にとって欠かせない存在になるでしょう。
会社概要
株式会社Praztoは、デジタルトランスフォーメーション(DX)とデータ可視化を主軸に、SaaS市場での発展を目指す企業です。設立以来、すでに300社以上のSaaS企業をサポートしてきた実績があります。詳細については
Praztoの公式サイトをご覧ください。