データマネジメント人材
2025-12-15 11:03:41

農林水産省、データマネジメント人材の新たな採用決定

農林水産省、データマネジメント人材の採用を発表



農林水産省は、エン株式会社との提携を通じてデータマネジメントのプロフェッショナルを新たに採用することになりました。この採用は2025年8月に行われる『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』の一環で、農林水産行政におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を目指しています。今回は、副業ポジションとして「データマネジメント推進スペシャリスト」が1名採用されることとなりました。

エン株式会社の代表取締役会長兼社長である越智通勝氏は、「現場では農業者が減少している中、地方公共団体においても職員が大幅に減少している」と述べ、農林水産業のデジタル化が求められている現状を強調しました。これにより、行政手続きの効率化や行政データの活用が急務となっており、今回の人材採用によってこれらの課題にしっかり対応できる体制を整えることが期待されています。

データマネジメントの専門家、金田卓士氏



採用されたのは金田卓士氏で、大学院では計量経済学を専攻。その後、 BI(ビジネスインテリジェンス)システム導入やデータ分析基盤構築のコンサルティングなど、豊富な経験を積んできた経歴の持ち主です。また、スタートアップ企業でも官公庁向けの映像解析ソリューションを立ち上げ、現在は経営陣として事業を統括しています。

金田氏は「農林水産分野は気候変動や需給変動など、複雑な課題に直面している。これからはデータに基づく判断がますます重要になってくる」と語り、自身の20年にわたるデータ活用の経験を通じて、評価の高い成長を目指します。特に最近は生成AI技術の利活用にも積極的に取り組んでおり、農林水産業のDX推進に貢献する意欲を示しています。

エン株式会社の支援体制



エン株式会社では、採用活動を支援するためにプレスリリースの発表や特設ページの設置、Web広告を通じた告知を行うほか、各求人サイトでの集客支援も実施しています。これにより、ミドル世代向けの求人だけでなく、さまざまなターゲット層に対して求職情報を幅広く届けることができます。

プロジェクト名は『ソーシャルインパクト採用プロジェクト』で、社会的な課題を解決するための人材採用に特化した取り組みです。このプロジェクトは、中央省庁の職員や地方自治体のDX担当者など、社会に大きなインパクトを与える人材の採用を支援しています。入職後の活躍にも注目し、人材と団体をマッチングさせる役割を果たします。

より良い社会の実現に向けて



今回の採用は、農林水産業におけるデジタル技術の活用を促進し、社会の課題解決に貢献することを目指しています。金田氏が持つ経験と知見を最大限に活用し、農林水産省の業務を効率化することで、より良い社会を築くための取り組みが期待されています。

さらに、プロジェクトに参加した入職者の活躍を紹介するYouTube番組『Impactors』も運営されており、過去にはIT企業から農林水産省に転職した村岡氏のインタビューも公開されています。これにより、データ駆動型の取り組みがどのように社会に影響を与えているかを広く伝えていく狙いもあります。

以上のように、農林水産省の新たな採用は、デジタル化を進める上での一歩として重要な意味を持つものです。今後の活躍に期待しましょう。


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会社情報

会社名
エン株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー(35階)
電話番号
03-3342-4506

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