『花ごよみ365日』
2015-09-08 10:51:05

季節を楽しむ、日常に花を添える『花ごよみ365日』

季節の移ろいを身近に感じる、雨宮ゆかさんの『花ごよみ365日』



現代社会は忙しく、慌ただしい毎日を送りがちです。そんな日常に、ふと立ち止まってゆっくりと季節を感じてみませんか?

本書『花ごよみ365日』(雨宮ゆか著)は、一年を通して身近な草花を活けることで、季節の移ろいを楽しむ方法を紹介した一冊です。春を告げる梅から、夏のヒメジョオン、秋の紅葉、冬の枯れススキまで、著者は365日、身の回りの草花を丁寧に活けています。

日常の中に溶け込む、雨宮スタイルの花生け



雨宮さんが提唱する花活けは、特別な場所や道具、器を必要としません。リビングのテーブルや、食卓の一角など、日常の生活空間で手軽に楽しむことができます。野山や庭先、花屋などで手に入る身近な草花を使い、その季節の色や形、香りを活かした、シンプルながらも洗練されたアレンジが魅力です。

写真と文章で綴る、365日の花景色



本書では、365日分の美しい写真と短い文章で、花の生け方や楽しみ方を紹介。まるで花の日めくりカレンダーのように、毎日旬の花々に出会うことができます。

雨宮さんの生ける花は、凛とした和の雰囲気を醸し出し、忙しい毎日の中でもやすらぎを与えてくれます。その技法は、特別なスキルやセンスを必要とせず、誰でも簡単に真似できるものばかり。本書を読めば、あなたもすぐに雨宮スタイルの花生けに挑戦できます。

花への興味を広げる、充実の索引



巻末には、本書で紹介された植物の索引を掲載。花の名前や特徴を調べたり、新しい花を探したりする際に役立ちます。花への知識を深めたい方にとっても、大変便利な一冊です。

雨宮ゆかさんについて



雨宮ゆかさんは、「日々花」という花の教室の主宰者です。身近な草花を使った、季節感あふれる花活けのレッスンを定期的に開催しています。和の花の使いこなしには定評があり、近年は工芸作家とのコラボレーションによる花器やオリジナルの花まわりの道具の提案なども行っています。雑誌などメディアへの掲載も多く、花に関する執筆やスタイリングも手がけています。

贈り物にも最適な一冊



『花ごよみ365日』は、花を生ける人だけでなく、花が好きな人への贈り物としても最適です。美しい写真と丁寧な解説で、きっと贈られた人を笑顔にしてくれるでしょう。日々の生活に彩りを添えたい方、自然の美しさを感じたい方におすすめの一冊です。ぜひ、お手にとってご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社誠文堂新光社
住所
東京都文京区本郷3-3-11
電話番号
03-5800-5775

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