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【株式会社光伸プランニングが砧書体制作所を継承】

2024年、新たに株式会社光伸プランニング（東京都渋谷区）が、文字デザインの名家、砧書体制作所の事業を継承することが明らかになりました。光伸プランニングは、「一人でも多くのつくりたいに応える都市型工房」をビジョンに掲げ、サインやディスプレイ制作を手掛けてきました。彼らは渋谷区神宮前に最新の印刷機器と3Dプリンターを設置し、独自の制作プロセスを築いています。

砧書体制作所は、特にそのフォントデザインにおいて有名であり、日本の伝統的な字形に新しい要素を加え、多くのユーザーに愛されてきました。「丸明オールド」や「irohaゴシック」といったフォントは、その独特な美的感覚と機能性で評価されています。光伸プランニングはこの貴重な資産を引き継ぎ、より多くの人々に文字の魅力を届けようとしています。

【新たなフォントベンダー事業部の立ち上げ】

光伸プランニングは、砧書体制作所の事業継承に合わせて、フォントベンダー事業部を立ち上げ、新プロジェクト『もしもじ』をスタートさせます。このプロジェクトは、新しい文字の可能性を社会にインストールすることを目指しています。最初の試みとして、Instagramを通じて日常生活の中に存在する文字の美しさや楽しさを広めていく計画です。具体的には、街中の日常的な風景に砧書体ライブラリーから選ばれたフォントを組み合わせ、その魅力を再発見することを試みます。

【『もしもじ』プロジェクトのビジョン】

『もしもじ』プロジェクトでは、日常生活で目にする何気ない文字たちをテーマにしています。例えば、駅の表示やレシート、道路標識など、普段は気に留めない文字が少し変わるだけで、私たちの生活はより楽しく、魅力的に変わります。この取り組みにより、文字が持つ潜在的な魅力を深く理解し、多くの人々に伝えていくことを目指しています。

【光伸プランニングの今後】

この新しい方向性に対する期待は高まっています。光伸プランニングは、1981年の設立以来、企業のサインやディスプレイ制作を通じて、多くのプロジェクトを成功させてきました。今までの経験を活かし、砧書体制作所の事業を遂行することで、さらなる創造性を発揮することが期待されます。この新たなチャレンジは、クリエイティブなビジョンと技術の融合によって、従来の枠を超えた新しい価値を提供することになるでしょう。

【おわりに】

今後も光伸プランニングと砧書体制作所のコラボレーションに注目し、社会の中で文字の新しい可能性がどのように広がっていくのか、ぜひ見守っていきたいものです。これからの彼らの取り組みに期待しましょう。

さらに詳しい情報や今後の活動については、公式ウェブサイトやInstagramをチェックしてください。

公式サイト : 光伸プランニング
Instagram : もしもじプロジェクト

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