地域住民と共に作る未来—西宮市の新しい雇用創出プロジェクト
兵庫県西宮市で、地域住民主体のお仕事付きオウンドメディアを通じて、新たな雇用の創出に挑むプロジェクトが始まります。このプロジェクトは、合同会社4Uが2025年までに地域の人々に働く機会を提供し、2035年には西宮市内で2万人の雇用を生み出すことを目指しています。
なぜ西宮市にオウンドメディアを構築するのか?
人口減少が進む日本全体が直面している課題の中でも、西宮市の現状は注目に値します。待機児童数や42億円の財政赤字は、地域の未来への不安を抱かせます。さらに、地域に住むファミリー層の中にも、「短い時間だけしか働けない」、「自分の趣味や特技を活かしたい」といった仕事に対するニーズがあるにもかかわらず、十分に答えられていないのが現実です。
このため、合同会社4Uは地域住民、企業、団体、行政が一体となり、共に課題解決に向かうためのプラットフォームを提供します。このオウンドメディアは、参加者がスペースを利用することで仕事を見つけ、同時に地域のニーズに応える場となるのです。
プロジェクトのアクションプラン
プロジェクトは約4年前からの取り組みを基に進められています。今後の具体的なステップは以下の通りです。
1. クラウドファンディングの立ち上げ
2025年4月1日、西宮市が市政100周年を迎えるこの機会に、地域での困り事を集めるワークショップを開催します。この場で地域住民や企業が参加し、具体的なニーズを洗い出すのです。
2. 共創テーマの決定
ワークショップから得られたデータを元に、大きな『共創』テーマを設定します。参加者は、自身の強みや役割を考えながら、具体的な貢献方法を模索します。これにより、地域住民が自分自身の意見を持ち、コミュニティに貢献していく背景を作り出そうとしています。
3. 実行プランの策定と実行
最終的に、具体的なアクションプランを立案し、参加者からのフィードバックを元に改良を行っていきます。このプロセスの中で、お仕事として提供できるアイデアを受け付け、それをオウンドメディアで発信し、雇用の創出へとつなげていくつもりです。
目指す未来の地域社会
このプロジェクトの最終目標は、10年、20年後に育まれる地域の関係性です。雇用が創出されることで、地域住民は自分の興味を追求しながら働ける環境が整い、さらに次世代への手本ともなり得るのです。「あの時の○○くん」「○○のじいちゃん」といった地域の絆が深まっていくことが期待されています。
最後に
この取り組みは、4月1日に企業が夢を発信するプロジェクト「April Dream」にも関連しています。私たちは、この夢が実現することを真剣に目指しているのです。地域が共に支え合い、力を合わせていくことが、これからの西宮市とその住民にとって重要なステップであることは間違いありません。
会社情報
- - 社名:合同会社4U
- - 所在地:兵庫県西宮市
- - 代表者:蛯沢渉
- - 事業内容:介護施設コンサルティング、企業オウンドメディア・社内ラジオ開設支援など
- - URL:合同会社4U公式サイト