次世代デジタルインフラ
2025-10-01 16:36:01

リジェネラティブ・インフラと日建設計が実現する次世代デジタルインフラの提供

リジェネラティブ・インフラと新たな提携の広がり



デジタルインフラの重要性が増す中、リジェネラティブ・インフラストラクチャー株式会社(R11i)が、日建設計株式会社、ユーラスエナジーホールディングス、NTTアノードエナジー株式会社との業務提携を発表しました。これにより、データセンター(DC)を中心としたデジタルインフラの進化を目指すワンストップコンサルティングサービスが開始されます。

デジタルインフラを取り巻く課題



最近、生成AIの普及が進む中で、デジタルインフラの核心であるデータセンターの役割が強調されています。しかしながら、このデジタルインフラに関連する課題は多岐にわたります。特に、DCの電力需要は2030年までに年間240億kWh、2050年には5,000億kWhに達すると予測されており、国全体の電力バランスに影響を及ぼすことが懸念されています。また、多くのデータセンターが東京・大阪圏に集中しており、大規模災害時のリスクも高い状況です。既存のDCは老朽化が進んでいる中で、省エネルギー性能や運用効率の改善が求められています。

業務提携の目的



この提携は、各社の強みを統合し、デジタルインフラに関する社会課題を共同で解決することを目指しています。日建設計の建築技術、R11iの業界経験、ユーラスエナジーの再生可能エネルギーの知見、NTTアノードエナジーの通信インフラに対する深い理解が結集し、新しいDCの提案に取り組むこととなります。特に、次世代DCの構築には、持続可能性と効率性が求められます。

コンサルティングサービスの特長



提携により、全方位からDCの最適化を図ることができるコンサルティングサービスが展開されます。具体的には、以下の特徴があります。

  • - マスタープラン作成と計画支援:各DCのニーズに応じた計画立案を支援し、最適なエンジニアリングを提供します。
  • - 日本国内での最適配置:主に東京、大阪から北海道、九州含む広い範囲へのDCの普及を促進します。
  • - 脱炭素化の推進:再生可能エネルギーを用いたDCの普及を図り、利用状況に即した環境提案を行います。
  • - 既存DCのリノベーション:旧型DCの最新リノベーションにより、省エネルギー化を実現します。

事業計画から運用までの支援



本業務提携のもと、DC構築に関する全フェーズでシームレスなコンサルティングを提供します。事業計画、設計・建設、運用に関わるあらゆる段階での支援で、クライアントのニーズに応えます。特に、脱炭素の目標を意識した省エネルギー運用や顧客獲得支援に注力していく予定です。

今後の展望



4社の業務提携による相乗効果で、さらなるクライアントニーズに応えられるよう、各社のリソースを最大限に活用し、デジタルインフラの社会課題解決に寄与していきます。今後も最新動向をキャッチアップし、国内外への情報発信を進め、さらなる知見を提供し続けていく計画です。

各社代表者の思い



代表者たちは、この提携による新たなビジョンを期待しており、それぞれの企業が持つ強みを最大限に発揮し、クライアントのための高度なコンサルティングを行うことが不可欠であると強調しています。それぞれの目指す方向性が一致していることから、これからの展開に大きな期待が寄せられています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
リジェネラティブ・インフラストラクチャー株式会社
住所
東京都千代田区霞が関三丁目2番5号霞ヶ関ビルディング36階
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。