GramEyeが新たな資金調達を実施
株式会社GramEyeは、大阪府茨木市を拠点に、医療の現場に革命をもたらすAIおよびロボティクス技術の開発を行っている企業です。最近、同社はシリーズBラウンドにおいて、5.7億円の資金調達を完了しました。この資金は新規投資家であるBeyond Next Ventures株式会社に加え、既存の株式会社サムライインキュベートとNES株式会社からも引き受けられたものです。
資金調達の背景
GramEyeの主力製品「Mycrium®」は、グラム染色工程を自動化するAIおよびロボットソリューションであり、2025年1月に市場投入される予定です。この製品は、医療現場での迅速な意思決定を支援し、感染症の診療において質の高い医療サービスを提供するための鍵となります。
今回の資金調達は、主に3つの目的で活用されます。まず、既存のソリューションのさらなる強化、次に、米国FDAの承認を目指した海外展開の推進、そして新たなCDSS(Clinical Decision Support System)の開発です。CDSSは医療従事者に必要な情報を提供し、最適な治療判断をサポートするシステムです。
GramEyeの取り組み
感染症診療の迅速化と抗菌薬の適正使用を目指すGramEyeは、集めた資金を活用して次のステージに進みます。特に、抗菌薬の適正使用の促進は、薬剤耐性菌(AMR)問題の解決に寄与することが期待されます。これは、現在のグローバルな公衆衛生上の課題に対する重要な一歩となります。
さらに、GramEyeは人材の採用を強化しており、経営幹部やエンジニアなど多岐にわたる職種で即戦力を求めているとのことです。今後のグローバル展開に備えて、強力なチームを育成することが急務です。
投資家の期待
引受先の各社からは、GramEyeの取り組みに対して高い期待が寄せられています。Beyond Next Venturesの執行役員である橋爪克弥氏は、GramEyeが目指す感染症診療の革新において、そのビジョンを実現できると確信しています。
また、サムライインキュベートのパートナーである會義貴氏は、Mycrium®が感染症診療を迅速化することに大きく寄与するとの確信を示しています。NES株式会社の今川信宏氏も、GramEyeの取り組みが薬剤耐性菌問題の解決へとつながるといった期待を表明しています。
GramEyeの未来
GramEyeのビジョンは、感染症診療を変革し、薬剤耐性菌問題のフラッグシップカンパニーとなることです。今後、AIおよび自動化技術を利用して、抗菌薬の適正使用を推進し、死亡者数の削減と経済的損失の抑制に努める意向です。GramEyeが描く未来に期待が高まります。
会社概要
- - 会社名: 株式会社GramEye
- - 設立日: 2020年5月18日
- - 代表取締役: 平岡悠
- - 所在地: 大阪府茨木市駅前三丁目7-1
- - 事業内容: AI搭載グラム染色自動化医療機器の開発
- - コーポレートサイト: GramEye
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