サプライチェーン評価制度の実態
2026-08-06 12:38:24

サプライチェーン強化を問う、評価制度導入実態調査が示す課題と展望

サプライチェーン強化を問う、評価制度導入実態調査が示す課題と展望



INTLOOP株式会社は、経済産業省が2026年に導入を計画している「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」に関する企業の実態を調査したレポートを公開しました。この調査では、製造業やIT業界、金融分野を含む計400社を対象として、現状の制度への理解度や対応状況を明らかにしました。調査の結果、なんと9割近くの企業が、この新しい制度への十分な対応ができていないことがわかりました。さらに、今後のセキュリティ投資に意欲を見せる企業も多く、実行と投資意欲との間に大きなギャップが存在することが浮き彫りになりました。

調査の背景



SCS評価制度は、サプライチェーン全体のセキュリティを高める目的で設計されており、企業のセキュリティ対策の実行状況を等級評価(★3〜★5)する仕組みとして機能します。この評価を受けることで、企業は取引先との関係においても影響を受ける可能性が高まっています。INTLOOPは、こうした背景を踏まえ、システム導入に向けた実態を定量的に把握するための調査を行ったのです。

調査結果のポイント



調査結果には大きく4つのポイントがありました。まず第一に、制度の必要性については75.8%の企業が感じているものの、具体的な理解ができている企業は35.5%にとどまるという現実があります。また、取引条件の影響については全体の60%以上が「高い」と認識しており、特にITや金融、製造業界では70%を超える企業が同様に感じています。

次に、目標として「★4」を掲げる企業が多数存在するにも関わらず、自社の現在地を理解できている企業はわずか20%という矛盾した状況が浮かび上がりました。

さらに、約70%の企業が2026〜2027年にかけてセキュリティ投資を増加させる予定であるものの、実際にこれまでに十分な制度対応ができていると回答した企業は12.8%のみという結果が示され、投資意欲と実行との間に解消すべき大きなギャップが見られました。

最後に、対応が進まない要因としては、技術的な理由よりも組織の問題が多く挙げられ、特に「人材不足」や「要件の不明確」が主要な要因として指摘されました。これにより、制度対応は技術的な課題ではなく、組織体制の改善が求められていることが明らかとなりました。

詳細なレポートの提供



特に興味深いのは、調査結果の詳細がすでに公開されている点です。業界の特性や企業タイプ別に分かれたデータや優先的に実施すべきアクションプランも共有されています。このレポートは、企業が抱える課題を解決するための貴重な参考資料なることでしょう。

レポートは以下のリンクよりダウンロードできます:
レポートダウンロード

まとめ



INTLOOPの代表者である林博文氏は、制度への理解と実行の遅れを指摘し、今後の展望についても考察しています。企業が評価される時代が到来し、自社のセキュリティ体制をしっかりと見つめ直すことが必要です。組織を横断した戦略的なセキュリティ投資が求められる中、INTLOOPは「設計」「組織」「リソース」の課題を解決するために、全面的な支援を提供しています。これからの企業の道筋は、単なる制度対応にとどまらず、組織の価値そのものを高めるものとなることでしょう。


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会社情報

会社名
INTLOOP株式会社
住所
東京都港区赤坂2丁目4-6赤坂グリーンクロス27F
電話番号
03-5544-8040

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