伝統あるビッグバンド、ザ・ブルーコーツオーケストラの魅力とは
1946年の結成以来、79年にわたって日本のジャズシーンを牽引してきた「ザ・ブルーコーツオーケストラ」が、2025年7月31日(木)に日経ホールで特別公演を行います。この公演は、映画音楽とジャズをテーマにした内容となっており、その華やかな音楽体験は観客の心に深く刻まれることでしょう。
ザ・ブルーコーツオーケストラの歴史
「ザ・ブルーコーツオーケストラ」は、その母体である「スイング・オルフェアンズ」が1935年に結成されたことから始まりました。1946年に再結成され、1949年には現在の名称に改められました。このビッグバンドは、黛敏郎や秋吉敏子といった多くの著名な音楽家を輩出してきたことで知られ、アカデミックで上品な演奏スタイルを持ち続けています。
現在は、三代目リーダーの森寿男を引き継いだ岩﨑敏信による四代目のリーダーシップのもと、カウントベイシーやデューク・エリントンのスタイルを追求しており、国際的にも評価を受けています。特に1995年のグレン・ミラー・フェスティバルでは、大成功を収めて本場アメリカでも注目を浴びました。
特別公演の詳細
2025年の公演では、映画音楽の名曲を中心に構成され、観客を魅了するプログラムが用意されています。例えば、ヘンリー・マンシーニの『ひまわり』からの「愛のテーマ」や、チャールズ・チャップリンの『ライムライト』の「テリーのテーマ」など、聴き馴染みのある楽曲が演奏されます。さらに、グレン・ミラーの作品群や映画『ベニー・グッドマン物語』の楽曲も取り入れられ、多彩な音楽の世界が広がります。
日程とチケット情報
- - 公演日: 2025年7月31日(木)
- - 会場: 日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7)
- - 開場: 18:00 / 開演: 18:30(約2時間予定)
- - チケット料金: 一般4,000円(全席指定、税込)
未就学児の入場はお断りされているので、注意が必要です。チケットはカンフェティを通じて発売中で、詳細情報や購入方法は公式ホームページで確認できます。
公式ホームページ:
日経ミューズ
まとめ
ザ・ブルーコーツオーケストラの特別公演は、ビッグバンドジャズや映画音楽ファンにとって見逃せないイベントです。79年の伝統が生み出すハーモニーを、ぜひその耳で感じてみてはいかがでしょうか。音楽の力で、心に残る思い出を作りましょう。