舞台『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』上海公演決定!
藤原竜也主演の舞台『中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~』が、2025年9月に中国・上海で上演されることが発表されました。舞台は、日本での公演から続く最後の公演として、同じ出演者で一堂に会することが決定しました。これに伴い、脚本を担当する源 孝志、演出を手掛ける蓬莱竜太、主演である藤原竜也からのコメントも寄せられました。
この舞台は、歌舞伎界の伝説的存在、中村仲蔵を描いた物語で、創作戯曲は源孝志によるオリジナルです。蓬莱竜太の演出のもと、中村仲蔵を演じる藤原竜也は「外郎売」や「仮名手本忠臣蔵」の斧定九郎役など、数々の魅力的なキャラクターを披露します。そのほかにも、三味線の生演奏を行う市原隼人、四代目市川團十郎役の髙嶋政宏など、個性豊かな役者たちが集結し、江戸の歌舞伎界の物語を展開します。
昨年、東京での公演は大盛況で、チケットは連日完売。口コミによる人気が広がる中、西日本の広島や愛知、福岡、大阪などでも公演を行い、各地で高い評価を得ました。
上海公演詳細
2025年9月13日から21日にかけて、上海交通銀行前滩31文化芸能センター・大劇場にて本公演が行われます。上演は、日本での舞台の再演ではなく、上海での特別な体験として、現地の観客に向けて熱狂的なエンターテイメントを提供することが目標です。俳優たちにとってもこの公演が特に意味深いものであり、彼らの演技がどのように受け止められるか、期待が高まります。
出演者のコメント
脚本・源 孝志のコメント:
「上海は京劇の名都として知られていますが、古典劇への観客の期待にも劣らず、本作を観ることで、日本の歌舞伎がどんな反応を引き出すか興味深いです。仲蔵の物語には人間の感情が渦巻いており、視覚的な美しさではなく、本質的なテーマを持っている作品です。それが上海の舞台でどのように評価されるのかワクワクしています。」
演出・蓬莱竜太のコメント:
「この作品が再び上演できることを嬉しく思います。歌舞伎界の人間模様が海外の観客にどのように響くのか、楽しみです。」
主演・藤原竜也のコメント:
「仲蔵として再びこの座組で歌舞伎の舞台に戻れることを嬉しく思っています。7年ぶりの海外公演を心待ちにし、言語の壁を越えて作品の熱を伝えたいです。」
物語について
物語は江戸時代中期、歌舞伎の黄金期を迎えようとする日本橋堺町を舞台に、孤児の少年が歌舞伎界に足を踏み入れるところから始まります。彼は中村座の夫婦に養子として迎えられ、歌舞伎界の天才役者として成長する過程が描かれます。しかし、血筋による厳しい壁が彼を待ち受けていました。無謀にも大部屋からのし上がる仲蔵は、歌舞伎界の裏の権力闘争に巻き込まれつつ、純粋に芸の道を追求していきます。
上海公演の情報
- - 期間: 2025年9月13日(土)~21日(日)
- - 劇場: 上海交通銀行前滩31文化芸能センター・大劇場
- - キャスト: 藤原竜也(中村仲蔵)、市原隼人(酒井新左衛門)、髙嶋政宏(市川團十郎)、浅香航大(中村伝蔵)などの豪華キャストが出演。
- - スタッフ: 脚本・源孝志、演出・蓬莱竜太、音楽・阿部海太郎など、第一線のクリエイターが集結。
日本では観られないこの貴重な舞台を、一度体験してみてはいかがでしょうか。公式サイトでは最新の情報を随時更新していますので、ぜひチェックしてください。
公式HP:
ホリプロステージ。
中村仲蔵舞台 #中村仲蔵世界最終公演