水難事故を未然に防ぐ!ティップネスの着衣水泳体験会の取り組み
今年もティップネスでは、夏のレジャーシーズンを前に、子どもたちが水難事故から自らの命を守るための「着衣水泳体験会」を全店で順次開催します。株式会社ティップネス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡部智洋)は、関東、関西、東海地区を中心に総合フィットネスクラブと24時間トレーニングジムを運営しています。
水難事故の現状とは?
夏の楽しいレジャーシーズンですが、反面、毎年無惨な水辺の事故が発生しています。令和6年の調査によると、中学生以下の水難者数は105名に達し、その中で約17%が命を落とすか行方不明となっています。この不安定なデータは、コロナ禍を除いた過去5年間で、ほぼ横ばいのまま推移しています。さらに、小中学校での水泳授業の減少も影響し、子どもたちが水に触れ、水の恐怖を学ぶ機会が失われています。
参加する子どもたちへのメッセージ
ティップネスでは、こうした現状を踏まえ、「着衣水泳体験会」を通じて子どもたちに水難事故ゼロを目指す教育を行っています。水難事故の多くは、衣類を着たまま水に入ることから生じます。普段は泳げる子どもでも、着衣の状態では歩くことも泳ぐことも非常に難しくなるため、「ういてまて」という命を守るための合言葉が重要です。体験会では、この合言葉の重要性を伝えつつ、もしもの時の心構えや救助を待つ方法、浮き具の活用法などを実際に手を動かしながら学ぶことができます。
地域に開かれたフィットネスクラブとしての取り組み
ティップネスは「OPEN TIPNESS」という活動の一環として、会員だけでなく地域住民を対象に着衣水泳体験会を実施します。開催日程は多岐にわたり、5月29日から7月31日まで各店で行われます。具体的な日程は、中野店や田無店、川口店、浜松葵東店などが含まれています。
JSSスイミングスクールとの共同開催
また、ティップネスは株式会社ジェイエスエス(JSSスイミングスクール)と連携し、特定の日に特別プログラムを行います。5月25日と6月15日には、特設会場にて専門のコーチのもと、参加者が実際の水の中で衣服を着たまま泳ぐシミュレーションを行う予定です。このようなイベントを通じて、より多くの子どもたちが水の危険性を理解し、防止策を学ぶ機会を提供することを目指しています。
安全教育の未来に向けて
ティップネスは、地域の健康や生活の拠点としての役割を果たすために、今後も着衣水泳体験会を広く展開し、水難事故の予防に寄与していく考えです。事業によって得た知識を地域に還元する取り組みを通じて、子どもたちの生命を守る意義と責任を果たしていく方針です。
疑問や取材希望がある場合は、ティップネスに直接お問い合わせいただければ、担当者が詳細な情報を提供いたします。地域全体で子どもたちを守るための活動に、ぜひご注目ください。