Yume Cloudと富士通エレクトロニクス、新感覚のIoTソリューション『GLOW』を発表

新たな体験を提供するIoTソリューション『GLOW』

米国シリコンバレーに本社を構えるYume Cloud Inc.は、富士通エレクトロニクス株式会社との提携を発表しました。このコラボレーションにより、革新的なエンターテイメント用IoTデバイス『GLOW』が誕生しました。『GLOW』は、独自のセンサー技術を搭載したキューブ型のデバイスで、音や動きを光や色に変換し、ユーザーに新たな体験を提供します。

先進的な技術が生み出す多様な表現

『GLOW』は、メッシュネットワーク技術を採用し、数千個のデバイスを同時に利用しても、まったく新しい表現が可能です。センサーを通じて回転や速度、環境音を測定し、それに応じた独自の音や光、色を出力します。

特徴と機能

- 段階的な表現: 光の強さや色を自由に変えることができ、視覚的なインパクトを強めます。
- 色の伝播: ひとつのキューブから他のキューブへ色が波のように伝わり、ダイナミックな演出が可能。
- クラウド連携: 光パターンやアプリケーションをクラウド上で保存し、簡単にダウンロード可能。
- 音楽インターフェース: 音楽に応じて異なる発光演出が実現。
- 大規模なコントロール: メッシュネットワークによって、同時に多くのキューブを操作でき、大規模でインタラクティブな演出を行えます。

これらの機能は、特にスポーツイベントやコンサート、展示会での活用が期待されており、多くの人々に新たな体験を提供します。

SXSWでの出展

Yume Cloudは、2017年3月12日から15日までテキサス州オースティンで開催されるSXSWにおいて、『GLOW』を含む6種類のデバイスを展示する予定です。ブース番号は1926と1928で、来場者は実際にその性能を体験することができます。また、BLEメッシュネットワークやIFTTT対応アプリのデモも行い、幅広い機能をアピールします。

富士通エレクトロニクスとの連携

富士通エレクトロニクス株式会社との提携により、クラウド上で収集されるセンシングデータを解析し、さらに大規模でインタラクティブな演出が可能になります。この協力体制は『GLOW』をスポーツイベントやコンサートでの利用促進につながると期待されています。

企業情報

Yume Cloud Inc.のCEOである吉田大輔氏が率いる同社は、センサーと無線技術を融合した最先端のエンターテイメント用IoTソリューションを提供しています。詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください。また、富士通エレクトロニクス株式会社は、半導体や通信機器向け部品の開発・販売を行う企業で、神奈川県横浜市に本社を置いています。こちらの詳細はこちらからご確認いただけます。

イノベーションを重ねる企業同士が創り出す新たなエンターテイメント体験。今後の展開に大いに期待が寄せられています。