ユニモワーズmodel-Sとは?
近年、日本の農業は高齢化や人手不足の影響で困難な局面を迎えています。特に、草刈作業は危険が伴いがちな作業であるため、安全対策が求められています。そんな中、株式会社ユニックが開発した草刈ロボット「ユニモワーズmodel-S」が注目されています。このロボットは、遠隔操作が可能なオール電動草刈機で、特に傾斜地や立ち入り困難な場所での作業を効率化することが期待されています。
遠隔操作実証実験の実施
ユニック社は、2025年8月4日(月)に九州大学伊都キャンパスで、草刈ロボット「ユニモワーズmodel-S」の遠隔操作に関する実証実験を行うことを発表しました。この実験では、ロボットに装着されたカメラの映像を使って、数百メートル離れた場所から草刈作業が行われます。特に、急勾配の法面や人が近づけない場所での操作に重要な技術になります。
実証実験の前半では、情報交換会が行われ、農業関係者や道路維持管理者、研究機関の方々に最新の草刈ロボット技術を体験してもらいます。そして、後半は実際にデモンストレーションが行われ、草刈作業の様子が観察できます。
草刈り作業の新しいカタチ
高齢化や人手不足の日本の農業。従来の刈払機を使用する草刈りは、熱中症や転倒といったリスクがありました。しかし、「ユニモワーズmodel-S」を使用することで、草刈作業を遠くから安全に行うことが可能になります。これにより、作業者が現場に立ち入る必要がなく、車内や室内からリモートで操作できるため、安全性が大幅に向上します。
この新しい草刈ロボットは、独自の草刈機構を搭載しており、1メートルを超える雑草も効率よく粉砕。運転者は、前面と背面に設置されたカメラからのリアルタイム映像を参照しながら、直感的に操作を行うことができます。最適なスピード調整機能もあり、作業時間を大幅に短縮します。
環境への配慮
また、ユニモワーズmodel-Sは全電動仕様であるため、エンジンがなく静音性も高いです。この特性により、排気ガスを出さないクリーンな作業環境を実現しています。耐久性に優れたステンレス製ボディを採用し、多種多様な作業にも対応可能です。
参加の呼びかけ
今回の実証実験は、九州大学と連携しながら行われます。この機会に農業の最新技術に触れてみてはいかがでしょうか。農業業界の皆様の参加を心よりお待ちしております。
詳細や参加に関する情報は、以下のリンクを参照してください。
お問い合わせ
株式会社ユニック
〒123-0874 東京都足立区堀之内1-16-16
開発部 高田
電話:03-5647-9188
メール:
[email protected]