三菱食品による新たな物流革命
三菱食品株式会社が、東京都草加市にある草加FSDC(フードサービスディストリビューションセンター)において、最新の自動化物流システムを本格運用開始しました。この取り組みは、業務用食材・資材卸売サービスを対象としたものであり、運搬効率を大幅に向上させることが期待されています。
自動化物流システムの特徴
新しいシステムには、Exotecが開発した「Skypod®」と、IHI物流産業システムのケース自動倉庫「シャトル&サーバ®」が導入されています。これにより、常温エリアでは、Skypodがラック内を自在に移動し、ピッキングした商品を作業者の元に自動的に運搬します。これにより、作業者は歩く負担を大幅に軽減し、効率的に業務を遂行することが可能になります。
冷凍エリアでは、シャトル&サーバを利用することで、低温環境でも安全に商品を保管・出庫することができます。これにより、冷凍食品の管理がさらにスムーズに行えるようになり、業務の生産性が向上します。
導入の背景
三菱食品は、中小飲食店向けの業務用食材卸売サービスを展開しており、草加FSDCはその3拠点の一つです。従来の労働力不足や職場環境改善の必要性を受け、音声ピッキングからの脱却を目指し、長期的な業務効率化を図ることが求められていました。新システムの導入は、そんな現代のニーズに応える重要なステップと言えます。
今後の展望
三菱食品は、この新しい自動化物流システムを通じて、出荷能力の向上と作業品質の安定化、省人化を目指しています。加えて、24時間営業の安定的な物流基盤を構築し、2040年を見据えた事業の持続可能性を強化する意向です。これは、顧客に対して常に安定したサービスを提供し続けるための基盤作りに寄与するでしょう。
企業情報
- - 三菱食品株式会社は、国内外の食品を広範に取り扱う総合食品商社であり、広がる物流ネットワークを活用しさまざまな取引先へのサービス提供を行っています。最新のAI技術を活用し、持続可能な食品流通を目指す取り組みも進めています。
- - IHI物流産業システムは、物流機器のトータルソリューションを提供する企業であり、顧客のライフサイクルに親密に寄り添ったサポートを行っているのが特徴です。
- - Exotecは、世界中のブランド企業に向けて、最新の倉庫ロボティクスソリューションを提供し、業務の効率化と労働条件の改善を実現しています。
このように、三社の連携による自動化物流の導入は、業界全体に新たな風を吹き込む可能性を秘めています。今後の動きに注目です。