愛情あふれる猫展
2023-02-07 13:25:49

失うことから生まれた愛情あふれる猫の作品展、東京と埼玉で開催

失うことから生まれた愛情あふれる猫の作品展



2023年2月、画家の勝間としをさんによる「勝間としをの幸せ猫展」が東京と埼玉にて開催されます。この展覧会は、彼が脳梗塞の後遺症で利き手の自由を失った中で描く愛らしい猫の絵を中心に、心温まる言葉が添えられた作品が展示されます。展覧会は聖路加ギャラリーから始まり、同時に埼玉伝統工芸会館でも行われます。

脳梗塞による困難な道のり



勝間としをさんは1969年に漫画家としてデビューし、以後もイラストレーターやデザイン講師として多岐にわたる活動を続けてきました。しかし、59歳の時、突然の脳梗塞により左半身の麻痺を余儀なくされ、利き手の自由を失いました。彼は長年連れ添ってきた絵という大切な表現手段を失ったかのように感じ、絶望の淵に立たされました。

祈りがもたらした転機



それでも、教会の牧師や友人に支えられ、彼はリハビリに取り組み始めます。そこから彼の心に希望の光が差し込みました。祈りと支援を受けて、彼は自分の存在の価値や尊さを思い知り、同じ病を抱える人々との交流を深めます。ついには、右手によるCG作画に挑むことになりますが、ハンデを乗り越えながら努力しました。

猫たちとの出会い



勝間さんが猫を好きになったのも、ある友人から猫の絵を描いてほしいと頼まれたことがきっかけです。そこから彼は、行き場を失った野良猫たちの姿に自分を重ね、その姿を描き続けます。彼の作品はSNSで発信され、多くの人々の心を掴むことに成功しました。

メディアとつながる機会



SNSの活用により、勝間さんは画商と出会い、彼の作品を展示する機会を得ました。彼は、マウスを使って描いた作品が評価され、自信を持ち、地域の喫茶店での展示会を経て、さらなる広がりを見せました。嬉しいことに、彼の作品は様々な場所で展示されることとなります。

描けることの幸せ



現在、勝間さんは再び手に筆を持って絵を描けるようになり、そのことに喜びを感じています。彼は、描けることがどれほど幸せかを実感し、支えてくれた人々への感謝の気持ちを表現します。今後の展覧会は、彼にとっての感謝を伝える場であり、猫たちを通じて多くの人々の心に寄り添えることを目指しています。

展示会の詳細



愛らしい猫の絵が心を打つ「勝間としをの幸せ猫展」は、以下の日時にて開催されます。

  • - 会場: 聖路加第一画廊
会期: 2023年2月13日(月)~18日(土)
営業時間: 9:00~17:00 (13日は13:00から、18日は16:00まで)
所在地: 東京都中央区明石町9一1聖路加国際病院内 1F

  • - 会場: 埼玉伝統工芸会館
会期: 2023年2月28日(火)~3月26日(日)
営業時間: 9:30~17:00 (最終日は15時まで、休館日あり)
所在地: 埼玉県比企郡小川町大字小川1220

この展覧会は、入場無料ですので、ぜひお越しください。勝間としをさんの作品を通じて、心温まる時間をお楽しみいただければ幸いです。

会社情報

会社名
株式会社アート・プランドゥ
住所
埼玉県ふじみ野市丸山8−3小田急コアロードふじみ野208
電話番号
049-269-7600

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