2026年子どものスマホ利用実態調査
国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社は、子どもたちのスマホ利用に関する調査結果を発表しました。この調査は、直近のアンケートをもとに、子ども及びその家族におけるスマホの持ち方、利用方法、ルールについて深堀りされています。以下の内容では、主なトピックスをお伝えします。
スマホ所持率が高まる年齢層
調査によると、子どもが自分のスマホを持っている割合は全体で25%に達する一方、小学校の高学年では68%、中学生以上では91%と非常に高くなっています。つまり、スマホは現代の子どもたちにとって重要なツールとなっているのです。
スマホデビューのタイミング
子どもたちのスマホデビューの時期について尋ねたところ、最も多いのが小学4年生で20%を占めています。また、小学1年生と中学1年生もそれぞれ18%、13%と続いています。入学や塾、習い事を始めるタイミングで持つケースが多いことがわかります。制限された環境から自立した行動を促すために親が判断していることが多いのです。
スマホ利用の実用性
子どもたちがスマホを持つ理由として、連絡手段が最も多く、特に40%が「留守番や家族との連絡手段として必要になった」と回答しています。その他にも、防犯意識から持たせる家庭が多いという実態が見受けられました。
利用状況を把握する親
保護者の中でも7割以上の人が子どものスマホの利用内容を把握していると回答しています。具体的には、32%が「だいたい把握している」とし、22%が「しっかり把握している」と答えました。一方で、21%は「あまり把握していない」、3%は「まったく把握していない」としており、管理している家庭もあれば難しい家庭も存在するようです。
人気のコンテンツ
子どもたちがスマホで最も多く利用しているコンテンツはYouTubeで67%を占め、その後にはLINEなどの友人とのやり取りやバトルロイヤル系のゲームが続いています。動画コンテンツの人気は高まっており、その影響を受けた利用時間も増加していることが考えられます。
家庭内ルールの重要性
家庭内で設けられているルールとしては、「位置情報の共有」と「課金・アプリのインストールに関する保護者の許可」がともに43%でトップとなっています。このほか、利用時間の管理のために時間帯や可視化アプリを使用する家庭も多いようです。
スマホを巡るトラブル
一方で、スマホを使うことで家庭内でのもめごとが増えている実態もあります。73%の家庭が何らかのトラブルを経験しており、その原因の多くが「使いすぎ」として77%を占めています。このため、ルールを設定する必要性が高まっています。
保護者の後悔と工夫
調査の自由回答では、保護者からの「こうしておけばよかった」という後悔や「やっておいてよかった」という工夫の声も寄せられています。どのように対応するかは家庭次第ですが、早い段階からルールを決めることの重要性が浮き彫りになります。
まだスマホを持たせていない理由
スマホを持たせていない家庭では、74%が「まだ早いと思うから」と回答しています。また、42%の保護者が依存症を心配していることも顕著でした。スマホを持っていない家庭でも、持たせた後の使いすぎの心配は共通の問題と言えるでしょう。
まとめ
このように、子どものスマホ利用に関する調査結果からは、所持率が高まる年齢層、実用性、家庭内ルールの必要性、スマホ利用を巡るトラブルなど多くの実態が浮き彫りになりました。今後は、保護者だけではなく社会全体で子どものスマホ利用についての理解を深め、対策を考えていくことが求められます。次回は、子どものSNS利用についての調査結果をお届けする予定です。