社会派コメディサスペンス映画『まぜこぜ一座殺人事件~まつりのあとのあとのまつり~』
ユナイテッド・シネマとしまえんにて、12月6日から12月12日の期間中、特別な上映イベントが行われます。その名も「あんしん上映会」。
あんしん上映会の詳細
この上映会は、明るめの照明と小さめの音量で設定されており、観客が気兼ねなく楽しむことができる環境が整っています。特に、泣いたり声を出したりしても問題なく、周りの人々と共に楽しい時間を過ごすことが期待されます。興味がある方は、ぜひ足を運んでみてください。
開催日は12月7日(土)であり、その前の12月3日には上映時間が発表される予定です。チケットの販売は、ユナイテッド・シネマ会員向けが12月4日(水)の21:00から、一般向けがその翌日の12月5日(木)0:00からスタートします。
料金は1,500円(税込)、映画のパンフレット付きです。また、視覚障害者向けのデジタルパンフレットも受付でお申し出いただければご利用可能です。なお、各種割引や無料招待券の使用はできないのでご注意ください。
特別なアフタートークも
12月6日には、上映後にアフタートークも予定されています。手話通訳もつきますので、より多くのお客様に参加していただけることでしょう。登壇者には、東ちづる氏やドラァグクィーンのエスムラルダ、映画の監督である齊藤雄基氏など、魅力的なゲストが予定されています。具体的な登壇者は変更の可能性があるため、当日を楽しみにしていてください。
映画『まぜこぜ一座殺人事件』について
本作の特徴は、ほとんどの出演者が実際の本人役であることです。「まぜこぜ一座」の座長である東ちづる氏をはじめ、義足や車椅子を使用している方、全盲やダウン症の方、ドラァグクィーンの方々など、多彩なキャストが一堂に会して演じます。この映画は、殺人事件をきっかけに、マイノリティパフォーマーたちの本音や疑問、さらには怒りや笑いが展開される社会派コメディサスペンスです。
この作品では、表面的な人道支援に疑問を感じながらも、自由な表現を通じて生きる力を強調しています。脚本はドラァグクィーンのエスムラルダさんが手掛け、プロデューサーとしても関わっています。監督は、CMやミュージックビデオなど様々なジャンルで活躍する齊藤雄基氏が担当しており、彼にとっては初の長編映画となります。
バリアフリーへの配慮
本作は視覚及び聴覚障害者に配慮された映画であり、バリアフリー日本語字幕がついています。さらに、言語ガイドサービスとしてスマホアプリ「HELLO!MOVIE」を通じて音声ガイドも利用可能です。視覚障害者向けにはデジタルパンフレットも用意されており、スマートフォンひとつで映画を楽しむことができます。
共生のメッセージ
この映画とイベントを通じて、一般社団法人「Get in touch」は「まぜこぜの社会」を実現するための活動を続けています。同団体は、アートや音楽、映像を通じて誰もが排除されない社会を目指しており、様々なプロジェクトを進めています。
ぜひ、心温まる映画体験と共に、あんしん上映会をお楽しみください。詳細については、映画公式サイトやユナイテッド・シネマのWebサイトをご覧ください。