宇宙開発の未来へ
2024-07-01 12:30:36

宇宙開発の未来を拓く!元三菱重工「きぼう」プロジェクトマネージャーがスペースデータに参画

宇宙開発の未来を担う、新たな挑戦



宇宙データ活用による産業変革を目指す株式会社スペースデータは、宇宙機開発における豊富な知見を持つ、元三菱重工業株式会社(以下、三菱重工)の竹内芳樹氏がアドバイザーに就任したことを発表しました。竹内氏は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟のプロジェクトマネージャーとして、長年日本の有人宇宙開発の中核を担ってきました。

スペースデータは、あらゆる産業の宇宙展開が進むことによる産業変革「SX(スペース・トランスフォーメーション)」の推進をミッションとしています。同社は、様々な事業者の宇宙事業参入を可能とするオープンなプラットフォームの構想を進め、宇宙技術とデジタル技術を融合した新たな宇宙機の設計・開発に取り組んでいます。

竹内氏の加入により、スペースデータは、宇宙機開発における技術的な課題解決や、開発の効率化、そして新たな宇宙機開発への取り組みを加速させることが期待されます。

竹内芳樹氏の経歴と今後の展望



竹内氏は、三菱重工にて「きぼう」の開発当初からプロジェクトに参画し、概念設計、システム要求設定、システム設計等を経験しました。その後、管制システムおよび搭載ソフトウェア開発をとりまとめ、プロジェクトマネージャーに就任しました。さらに、宇宙ステーション補給機「こうのとり」与圧キャリアのプロマネとしても開発を率いました。

宇宙開発で培ったシステムズエンジニアリングの経験をもとに、三菱重工社内および社外でのコンサルティングを実施した後、ispaceにて月面着陸ミッションの開発業務に従事。そして、2024年にスペースデータにアドバイザーとして参画しました。

竹内氏の豊富な経験と知識は、スペースデータが目指す「新しい宇宙を作る」というビジョンを実現するために大きな力となるでしょう。同社は、竹内氏の助言や協力のもと、新たな宇宙機の設計・開発をさらに加速させていく予定です。

スペースデータの挑戦



スペースデータは、「宇宙」と「デジタル」の融合を目指した研究開発を行うスタートアップです。人工衛星・宇宙ステーション・月面探査といった宇宙分野の技術と、AI・3DCG・デジタルツインといったデジタル分野の技術の融合を目指す研究を進めています。

同社は、革新技術の発明・特許化・実用化を行い、宇宙開発における新たな技術革新を牽引していくことを目指しています。竹内氏の加入は、スペースデータの挑戦をさらに加速させるものとして期待されています。


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