ソフトバンクEBCにおけるTobii ネクサスの展示開始
2024年7月より、ソフトバンクのExecutive Briefing Center(EBC)で、アイトラッキング技術の最前線を体験できる「Tobii ネクサス」の展示が始まりました。アイトラッキング業界のリーダー、Tobiiの新しいソフトウェアによって、WEBカメラを使用して視線をリアルタイムで追跡することが可能です。これにより、さまざまな分野でのユースケースが広がります。
Tobii ネクサスの特徴
Tobii ネクサスは、専用ハードウェアを必要とせず、一般的なWEBカメラを備えたデバイスにアイトラッキング機能を追加することができる革新的なソフトウェアです。この技術は、教育から医療、デジタルコラボレーションまで幅広い分野での活用が期待されています。特に、教育現場では、教師やAIが生徒のパフォーマンスや進捗をより深く理解する手助けをすることができます。
たとえば、ノートパソコンやタブレットで使用することで、学習体験をインタラクティブにし、ユーザーの視線に応じたフィードバックを提供することで、より没入感のある学習を実現します。
ヘルスケアにおける期待
さらに、Tobii ネクサスは、医療領域にも応用が期待されています。自閉症スペクトラム障害やADHD、うつ病などの検証技術として機能する可能性があります。患者の眼球運動パターンを定期的に把握することで、治療経過のモニタリングが行えます。
多様な用途に対応
このアイトラッキング技術は、顔の毛、眼鏡、マスクなど、さまざまな条件においても安定して動作します。また、デジタルコラボレーションやハンズフリーでの作業支援など、日常の業務をサポートする機能も持ち備えています。抗ウイルスの環境においても、サポートの枠が広がるかもしれません。
EBCの役割
Executive Briefing Center(EBC)は、最新の5G、AI、IoT技術に関するユースケースを体感できる場所です。ここでは、ソフトバンクやそのグループ企業が提供する100以上のソリューションが展示されています。EBCのスタッフが、企業固有の課題に対する解決策や最新の活用事例を紹介し、ソフトバンクのDXや働き方改革の取り組みを説明しています。
Tobiiの背景
Tobiiはスウェーデンに本社を構え、アイトラッキングのグローバルリーダーとして名を馳せています。その使命は、人の注意と意図を理解し、よりよい未来を築くことです。Tobiiの技術は、行動学や教育、ヘルスケアなど多様な分野での応用が進められています。多くの大学や研究機関において、Tobiiのアイトラッキングが活用されています。
EBCでのTobii ネクサス体験を通じて、皆様と共に新しい課題解決の道を歩むことを願っています。Tobiiの革新技術をぜひ体感してください。