SBI新生銀行がイオンファンタジーにポジティブ・インパクト・ファイナンスを実施

新たな未来へ向けた一歩

2025年3月31日、株式会社イオンファンタジーは、SBI新生銀行から「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」を受けることを明らかにしました。このファイナンスは、国連環境計画の枠組みのもとで、環境、社会、経済の各側面におけるネガティブインパクトを軽減し、ポジティブな影響を生み出すことを目的としています。

ポジティブ・インパクト・ファイナンスとは

ポジティブ・インパクト・ファイナンスは、持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として注目されています。このファイナンスにより、イオンファンタジーはより持続可能な未来に向けて計画を進めることが可能となります。SBI新生銀行は、「ポジティブ・インパクト・ファイナンス実施フレームワーク」を策定し、その原則に基づいた運用を行っています。

具体的な取り組み

イオンファンタジーは、以下のように複数のKPIや目標を設定しています。

環境への取り組み

- プラスチック削減: 2030年までに2019年度比で30%削減を目指す。

社会的取り組み

- 雇用の多様性: 障がい者雇用率を2023年までに5%に引き上げ。
- 従業員の幸福度向上: 従業員の「いきいき度」を75%にするためのサーベイを実施。

健康と衛生への配慮

- インクルーシブな遊び場: 障がいを持つ子供たちも安心して遊べる環境の整備を進め、満足度を75%とすることを目標。

株式会社イオンファンタジーの理念

株式会社イオンファンタジーは1997年に設立以来、「こどもたちの夢中を育み、”えがお”あふれる世界をつくる。」という理念のもと、アミューズメント事業を展開してきました。2022年には、サステナビリティ方針を制定し、持続可能な社会への貢献を掲げています。

自社の持続可能性を高めるための取り組みを継続し、業界全体の環境改善に寄与する姿勢が伺えます。