地球科学可視化研究所の新展開
2025-10-27 11:04:33

地球科学可視化技術研究所が『すごいベンチャー100』に選出し新たな展開へ

地球科学可視化技術研究所の新たな挑戦



地球科学の可視化技術を先導する地球科学可視化技術研究所株式会社(通称:地球技研)は、この度週刊東洋経済の『すごいベンチャー100』に選出され、同社の成果と取り組みが広く認知されることとなりました。特に注目されるべきは、設立からわずか9年で、3期連続で黒字を達成した点です。これにより、地球技研は持続可能な成長を続け、今後のさらなる発展が期待されます。

科学を身近にする技術の重要性


地球技研は、地質学や古生物学、防災政策といった分野における研究成果を社会に浸透させるため、3Dプロジェクションマッピングや拡張現実(XR)など、最先端の技術を駆使しています。近年では、博物館や教育機関、さらには放送局など、多様な分野での導入が進み、地球科学の理解を深めるための新しいアプローチが提供されています。

特に、筑波市にある地質標本館では、3Dプロジェクションマッピングを用いて日本列島及びその周辺の海底地形を視覚的に表現する模型が展示されており、訪れる人々に新しい体験を提供しています。

持続的な成長と社会のニーズ


地球技研は設立9年目を迎え、連続して黒字経営を達成しました。今後は、地球科学の専門知識と最新技術の融合を図り、研究成果を社会に実装する取り組みをさらに強化していく方針です。また、教育や防災、エンターテインメントなどの分野で、体験型の科学コンテンツを国内外に展開し、広く社会に還元することを目指しています。

メタバースやXRを活用した恐竜展示やバーチャル博物館など、革新的なプロジェクトが進行中で、これにより不特定多数の人々に科学の魅力と重要性を伝えることが期待されます。

IMAGICA EEXとの業務提携


地球技研は、映像技術に特化した株式会社IMAGICA EEXとの業務提携を2023年5月に発表しました。この提携を通じて地球科学データの可視化に関する新たな共同プロジェクトが進められており、両社が持つ専門知識を駆使して新たな表現技術の開発を進めています。

特に、大阪・関西万博に向けたシグネチャーパビリオンのプロデューサーである河森正治との連携により、化石や古生物の部分において監修や資料提供も行っています。これに合わせ、XR領域においては絶滅した動物を復活させるアプリケーションに関する共同プロジェクトも取り組んでいます。

今後の展望


地球科学の専門的な知識と先端技術を融合させ、教育・防災・展示などの分野での学術的価値と社会的インパクトを両立させるコンテンツの創出を目指して、今後さらに連携を強化して参ります。代表の芝原暁彦は、「地球科学を“体験可能な学び”へと変える挑戦を続けてきました。今回の受賞はその努力の結果であり、今後も知見を広げるプロジェクトを加速させていきます」と述べています。

地球技研の今後の活動に注目です。彼らが提供する新しい科学教育の形が、社会にどのような影響を及ぼすのか期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
地球科学可視化技術研究所株式会社
住所
茨城県つくば市千現2丁目1番6つくば研究支援センター
電話番号
050-3757-6719

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