正栄産業が富山県初のDX認定事業者に
正栄産業株式会社が、富山県のハウスメーカーとして初めて、経済産業省の定める「DX認定事業者」に認定されました。この認定は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向けた企業の取り組みが評価された結果です。
DX認定の背景
DX認定制度は、情報処理の促進に関する法律に基づくもので、企業が「デジタルガバナンス・コード」に則って行動しているかを国が認定する仕組みです。このコードは、ビジョンや戦略から具体的な行動指針まで、経営者に求められる重要な要素をまとめています。正栄産業がこの基準を満たしたことにより、DX認定を獲得したことは、業界においても大きなニュースです。
正栄産業のDXへの取り組み
正栄産業は、顧客接点の多様化や人材不足、業務の属人化など、さまざまな課題を解決するためのDXビジョンを策定しました。新しいビジネスモデルの創出やデジタル環境の整備、高速PDCAサイクルの実現を目指しています。これを支える3つの柱は、
1.
業務システム全体最適化
2.
リアルタイム経営
3.
業務効率化
4.
組織体制の変革
5.
内製的IT人材の創出
これらを基に、4つのフェーズに分けたプロジェクトを進めていくことを計画しています。進捗は常に評価され、必要に応じて戦略を修正する柔軟性を持っています。
代表からのメッセージ
正栄産業の代表取締役である森藤正浩氏は、「楽しい生活文化を生み出すエンジンになろう」というビジョンを掲げています。彼は、急速に変化する時代の中で、社員一人一人が成長し続けることでビジョンの実現を目指しています。その一環として、デジタル技術を駆使し、人々やビジネスの変容を促すDX戦略を進めています。また、セキュリティ対策にも力を入れ、安全で適切な情報管理を実施し、全社員が共にビジョンに向かって努力することを強調しています。
正栄産業の事業内容
正栄産業は住宅事業を中心に、不動産、インテリア、飲食、介護など多角的に事業を展開しています。特に「SHOEIの家」は、住む人のライフスタイルや好きなテイストを反映したオーダーメイドの住宅提供を行っています。顧客のニーズを詳細に聞き取り、「理想の家」を実現していくプロセスが特徴です。また、ジュートピア富山展示場内のモデルハウスでは、同社の家の性能やデザインを体験することができます。
会社情報
正栄産業株式会社は、1998年に設立され、富山県富山市に本社を置いています。住宅事業を主軸に、今後も地域に根ざした多彩なサービスを提供し続けることを目指しています。これからも富山の豊かな生活文化を支える存在として進化し続けることでしょう。
公式サイト:
正栄産業株式会社