フェムケア啓発プロジェクト「Be free.」の新たな展開
日本女子大学(東京都文京区)において、学生たちが中心となって立ち上げたフェムケア啓発チーム「Be free.」が、活動をさらに広げています。2024年度で2年目を迎えるこのプロジェクトは、女性が自由に活躍できる社会の実現を目指し、様々な企業と連携しながら進められています。
「Be free.」の誕生と理念
日本女子大学の「Be free.」は、2023年に発足した学生有志によるチームで、主に家政学部の学生25名が参加しています。フェムケアやフェムテックといったテーマを通じて、同世代の女性たちに向けた情報発信や啓発活動を行い、女性の健康課題に対して社会全体での理解を深めることを目的としています。
新たな協働パートナーとの連携
今年度は、株式会社明治、シキボウ株式会社に加え、イオンモール株式会社も協働パートナーとして参加。また、2024年10月26日から27日に開催される「オモイアイフェス-あなたとわたしのフェムケア-」において、学生たちがイベントの企画から関わることにもなっています。このイベントは、フェムケアやフェムテックについて知識を深める場として、多くの人々が参加することが期待されています。
イベント「オモイアイフェス」の目的
「オモイアイフェス」は、女性だけではなく全ての人々にフェムケアを知るきっかけを提供することを目的としています。また、明治が運営する「Femlink Lab.」では、健康やライフスタイルに関するコンテンツ制作にも挑戦し、学生たちが持つ独自の視点から女性の健康課題に対する解決策を提案していきます。
学生たちのユニークな取り組み
学生たちは、さまざまなワークショップを通じて、明治やシキボウとの交流を深めることで、製品やサービスに対する新しい視点を探求しています。例えば、学生たちが提案した「セルフチェック&ケアコーナー」では、生理や乳がんについての理解を深める触診体験が行われる予定です。このように、企業との連携を通じて、Z世代に向けた新しいライフスタイルを模索し続けています。
あなたもこの活動に参加しよう
「Be free.」の活動は、女性たちが自分自身のケアについて理解し、生活の質を向上させることを目指しています。また、将来的には全国的なイベントに発展していく可能性も考えられています。この取り組みに興味を持たれた方は、ぜひお近くのイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
今後の展望
今後も「Be free.」は、明治やシキボウ、イオンモールといったパートナーとともに、女性がより快適に、そして自由に生活できる社会の実現に向けた活動を続けていく予定です。特に、2025年には「食科学部」の新設も計画されており、社会全体での女性健康問題に対する理解が一層進むことが期待されます。詳しくは日本女子大学のウェブサイトをご覧ください。